司牡丹 土佐宇宙酒 … 宝(有楽町)

有楽町・東京国際フォーラム地下の『宝』のホームページで、

『司牡丹 土佐宇宙酒』4/1解禁の情報を発見。
ちょうどTOKIAで飲む予定だったので、ちょっと予定変更を提案。
「まさか、エイプリルフールじゃないだろうな…」
と思いつつ、足を伸ばしてみました。

店の前には、ちゃんと宇宙酒の箱がディスプレイ。
何となく松本零士っぽい、オーバーなデザインが嬉しい。
どうやらエイプリルフールでは無かったようです。

2005年10月にソユーズで宇宙に飛び立ち、8日間宇宙に滞在した酵母を使って作った純米吟醸だそうです。
ロシア側から商用利用にクレームが来たり、色々大変だったようですが、発売されて何よりです。

純米吟醸としては軽めで、とても複雑ないい香り。
ちょっと暖かくなってきた今頃に最高の、美味しいお酒だと思います。
ただ、確か司牡丹って元々いい香りのお酒だった記憶があるので、これが「宇宙」の効果なのかは分かりません。

8日間の宇宙滞在で、酵母が科学的にどうなったのかは、司牡丹ホームページを見ても良く分かりませんでした。
万一酵母が突然変異でも起こしていたら、酒造りどころでは無い気がしますが…。

深く考えずに、“ロマンのかけら”と思えば、楽しめると思います。
数が限られているようなので、気になる方はお早めに。


裏ラベル。
ボロボロの巻紙風になっていれば、より宇宙っぽかったのに…






PS.この日、宝では外国人向けの日本酒セミナーが行なわれていました。
20～30人の外国の方々が、宇宙酒を含む何種類か試飲していました。
参加者の一番人気は“Kudoki-Jozu”だったようです。