DT200Aの庫 (goo-blg)

徳島行 高速バス

 昨晩の21時頃、所用があり品川駅近くの国道15号線を歩いていました。ふと気がつくとTOKU BUSとのロゴの入ったバスが数台走っていくのに気がつきました。”トクバスって何処のバスなんだぁ?”と思いながら眺めていると、そのバスは隊列をなして品川バスターミナルに入っていきました。後を追う様に歩いていきバスターミナルの中を覗くと先ほどのバスは「徳島」を表示して停車していました。このとき初めて”TOKU BAS”とは徳島バスで、このバスが夜行高速バスあることがわかりました。
 ついでにバスターミナルの待合室を覗くとチェックインする旅客で足の踏み場もないくらいにごった返していました。よく見ると待合室の外にも入りきれない旅客が道路沿いに仲間で円陣を組んで酒盛りしたり、若い女性ふたり組はおしゃべりに夢中になっていたりしていました。夏休み、それもお盆前の繁忙期とはいえ5台かあるいはそれ以上の台数で出発するということは少なくとも200人以上の乗車になるのではないでしょうか?こんな夜行高速バスの活気ある光景を見かける度に衰退を続ける夜行列車もいろいろな工夫次第ではまだまだ復活の活路があるのではないだろうかと、考えさせれてしまいます。運賃・料金では太刀打ち出来ないくらいの差があっても、シャワーカーやサロン車の連結などいろいろあります。しかしそれ以前に国鉄を解体して生まれたJR各社は地域縦割りとなってしまって会社間をいくつも突き抜ける夜行列車は重荷以外の何物でも無く、言い換えれば長距離夜行と言う分野はバスが主役となってしまったといって過言ではないと思います。
 

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