ご報告が遅くなりましたが03月29日から31日にかけて三重県を中心に桜をメインに撮影して来ました。実はこの撮影は全く予定になかったのですが桜が開花したと同時に関東地方は菜種梅雨になってしまい、消去法で天気が続いている三重・愛知県を目指すことに。
今回はNEXCO中日本の静岡県と愛知県、さらには三重県の一部の高速道路が乗り降り自由(一部除外あり)のドラプラを使い第三代目D型FORESTERで出撃しました。
28日の21時頃に出発し休み休み走りながら夜明けに前に大安IC降りて撮影を開始しました。今回は紀行文無しで写真中心でご紹介します。
現地に到着し、まずは三里ー丹生川間の桜を絡めて撮影します。この場所はなかなか難しい場所でカメラと桜の間に通行量の多い車道があります。自分はガードレールの外側から撮影しているので安全は確保されてますが、列車が来た瞬間に車が横切ったらそれで終わりです。なかなか厳しい賭けになりますが、今のところシャッターを押す瞬間に車が通過した事はありません。 23,03,29 06:52頃 三岐鉄道三里―丹生川 3レ (PS コントラスト修正) Canon EOS R6 MarkⅡ
保々駅の藤原寄りに桜の堤防があります。ここは三岐鉄道では数少ない南北に線路が走っている場所で10時過ぎまで光線が良い場所です。この場所も年々人気が出てきている様で今年は昨年以上に撮影されている方を目撃しましたが、三岐鉄道に撮影に来られる方なので秩序があり、平和に撮影出来ました。 23,03,29 09:29頃 三岐鉄道保々―北勢中央公園口 3711レ Canon EOS R6 MarkⅡ
今回は三岐鉄道や三岐鉄道北勢線だけではなくいろいろ歩き回ろうと思い、地元鉄ちゃんのご推薦もあったので三岐鉄道から北上し南荒尾信号所を初めて訪れてみました。撮影していた保々から01時間弱で近いと言えば近い距離にあります。以前にも近くを何度か通った事はありましたがここで撮影できる事は最近まで知りませんでした。現地では地元鉄ちゃんがいらして、いろいろ情報をいただき有意義な時間を過ごす事が出来ました。ちなみに5087レ定時だと正面に陽は当たりません。この日は少し遅れていたのでわずかながら面に光が当たりました。 23,03,29 12:07頃 南荒尾(信) 遅5087レ (PS コントラスト修正) Canon EOS R6 MarkⅡ
昨年は桜満開のこの場所でこの列車を待っていたらウヤでしたので再履修した次第です。この直前には新製されたピンク色のDDが稼働していた様ですが、すぐにこの機関車に戻った様です。茶色の機関車と桜のコントラストは調整が難しく一筋縄ではいきません。 23,03,29 13:46頃 西濃鉄道乙女坂―美濃赤坂 1024レ (PS コントラスト修正) Canon EOS R6 MarkⅡ
西濃鉄道撮影後は再び三重県に戻り三岐鉄道北勢線を撮影しました。三岐鉄道本線も三岐鉄道北勢線も桜と絡めた午後の撮影地は意外に少ないので撮影地を探すのに苦労します。この撮影地に到着すると最初にやって来た列車が旧塗装編成でした。ここでは日没まで撮影。この夜は四日市・桑名とも適当な価格のホテルがどこも満室で阿下喜温泉の駐車場で〇ヨとなりました。 23,03,29 16:24頃 三岐鉄道北勢線大泉―東員 160列車 (PS コントラスト修正) Canon EOS R6 MarkⅡ
NEXCO中日本のドラプラを使ったおかげで高速道路は自由に使えるので移動は燃料代だけを気にすればよく腰が軽くなり、早朝の伊勢湾岸道を走り衣浦臨海鉄道へ移動しました。ここの機関車は国鉄DE10に準じているので従来、全般検査はJR貨物に委託していましたが貨物会社でDE10の全検が終わってしまい、全検はJR東日本土崎工場へ委託へと変更になりました。しかし、JR東日本では機関車の全廃を計画しており近い将来、土崎工場への委託が出来なくなると、どうやって全検をするのか、その対応が気になるところです。私は将来、衣浦臨海鉄道は自前の機関車ではなくJR貨物のDLが乗り入れて来ると予想し、今のうちにDE10タイプのこの機関車を撮影しておきたいと思った次第。 23,03,30 09:00頃 衣浦臨海鉄道東浦―碧南市 5570レ Canon EOS R6 MarkⅡ
高速道路が乗り放題だからと言う気楽さから愛知県に移動し、午後は奈良県まで移動してきました。この場所は関西在住の方が何度か発表されていて気になって次第。事前にここへのアクセスはレクチャーいていただいたので”行ってみよう!”と言うノリで03時間くらいかけてやって来ました。まぁ、遠いけど来た甲斐のある撮影地でした。 23,03,30 16:20頃 近鉄三本松―室生口大野 65列車(ひのとり65号) (PS コントラスト修正) Canon EOS R6 MarkⅡ
近鉄三本松への移動途中に地図で線路が東西に走る正午頃に適した撮影地を探したたら伊賀神戸付近を見つけました。記憶が正しければ伊賀線が近鉄時代に旧型電車末期に訪れた事のある場所ですが、ずいぶん遠かった記憶があります。今も遠いのですが少なくとも高速道路でもないのに高速道路並み、いやそれ以上の国道25号線(名阪国道)が整備されており、記憶にある距離感よりは相当早く到着出来ました。近鉄の特急のほとんどが06連ですが一部この列車の様に08連も存在します。 23,03,30 12:28頃 近鉄伊賀神戸(―青山町) 111列車 (PS コントラスト修正) Canon EOS R6 MarkⅡ
三日間の撮影の最後は東海道線でEF65PF牽引の5087レを撮影する事に。東海道線の貨物列車のそのほとんどがEF210牽引となってしまったので中京地区を正午前後に通過する5087レは絶好の被写体です。以前はカメラを向けようとも思わなかったJRマーク付きの国鉄電機ですが、被写体枯渇の中ではいつししか外せない存在になっています。すっかり春になり冬の様にスッキリ晴れる事もなく、霞んだ晴は致し方ないと諦める事にしました。ちなみにPFの左に少しだけ桜が写っています。 23,03,31 11:48頃 旧新垂井(信)―関ケ原 5087レ (PS コントラスト修正) Canon EOS R6 MarkⅡ