前日に荷役線に留置したコキ4車の積込がおわると東京方に留置したコキ2車を連結して小移動します。その後D351+コキ4車は工場内で午後まで待機となります。画面右側(方角的に言うと南側)の樹木が伸びてきて気になります。工場の人が伐採してくれないかなぁ・・・(笑) 13,09,30 日本製紙富士工場専用線 09:26 Canon EOS7D
先月末より日本製紙富士工場専用線の撮影を再開しています。以前にもご紹介しましたが日本製紙富士工場専用線はその特殊なロケーションから撮影ポイントが限られいますがそのポイントが尽く東西にあり、夏場は太陽の向きが悪い上に、入換時間は陽が高い時間で撮影が不向きです。したがってこの専用線は秋分の日から春分の日までに限られます。さらにメインとなる撮影地である荷役線(東海道新幹線の車窓から見える場所)は南側に樹木があり冬至前後1ヶ月は機関車に影が掛かってしまい、この時期も撮影に不向きです。したがって年間で撮影出来る期間は非常に限られていて、撮影出来る期間に集中的に撮影しなくつはなりません。
さて、今年3月のダイヤ改正で富士駅の構内ダイヤが変更になり、週一で稼働していたロッド式の機関車も完全予備になり、現在は伏木からやって来て昨年8月より稼働しているD351の独壇場になっています。
コキ2車を荷役線においてD351+コキ4車で工場内まで移動して午後まで待機します。 13,10,02 日本製紙富士工場 09:19頃 Canon EOS7D
この専用線の入換は9時過ぎにから始まります。荷役線でコキの移動等の簡単な入換をこなし、D351+コキ4車で工場内で待機しメインの入換作業は昼休後の13時過ぎとなります。13:20頃にD351はコキ4車を押し込んで荷役線のコキ2車を連結させて工場内に入っていきます。かつては工場内での入換もありましたが、現在は原則、工場内はスルーして通過します。そして14時前には積車のコキ6車を持って富士駅に姿を現します。富士駅では駅南側の受授線に積コンテナ積載のコキ6車を解放し、直前に本線電機で本線横断をして入換してきた空コンテナのコキ6車を連結して荷役線に戻ります。工場内では機廻し線がないことから富士駅構内で(ちょうど富士保線区の庁舎前)D351を大阪方に連結して推進で工場へ押し込みます。一連の入換は15時前には終了します。毎日、基本的にはこの作業の繰り返しです。入換作業は平日を基本としますが稀に土曜日も入換作業をしている事があります。
走行区間が限られた専用線ですが、D351は国鉄DL塗装に極めて近く眺めているだけでも飽きません。ただ安心は出来ません。あれだれ出荷量のあった比奈駅でさえトラック輸送に置換わってしまった事実もありますので、この専用線も予断を許さない状況にあることは間違いないと思います。
この機関車の魅力は何と言ってもこの塗装だと思います。確かに黄色とか緑でもかっこ良いとは思いますが、やはりこの色でしょう!!! 13,09,24 富士駅構内日本製紙富士工場専用線 14:09頃 Canon EOS7D
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ワム8
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