新婚旅行は阿蘇・熊本でした。しかし現実には新婚旅行と言う名の元の豊肥線ハチロクの撮影でした。レンタカーを借りて初日からハチロクを追い掛けた記憶があります。この撮影旅行は天気の良い日が続かない03月に連日の晴に恵まれました。撮影旅行ですので観光地は阿蘇山のカルデラ見学だけで当然の様にブータレていましたが、あれが結婚して初めてのブータレだった様です。以後、同居人のブータレは何万回あったのでしょうか? 89,03,21 立森 9711レ
熊本に大地震が襲ってから一週間が経過しましたがこれほどまでに予震とは言い難い大きな揺れが続く大地震は私が知る中でははじめてで被災されたみなさまの心労を思うと心が痛みます。また、阪神淡路大震災や東日本大震災を経験していながら思うように進まない被災者への救護、援助にもどかしさを感じているのは私だけではないと思います。阪神淡路大震災の時は村山自社さ政権でした。東日本大震災は民主党政権でした。自民党は両災害の時は政権に全面的協力と唱いながら批判的な事を言い続けていましたが、今回の自民党政権下の大震災での後手後手の支援体制に怒りさえ感じます。私の住む首都圏もいつ大震災が起きるかも知れずいざ被災時には自らが自給出来る防災備蓄が必要であると痛感している次第です。
私にとって熊本と言えばブルトレ全盛期の田原坂を行くED76が印象深いものがあります。また、同居人との新婚旅行も熊本でした(まぁ~ご察しだと思いますがこの旅行は新婚旅行に名を借りた豊肥線ハチロク撮影でした)。地震発生後に思い返すと意外と熊本と縁があると再認識した次第です。さらに同居人のお姉さんの旦那の親友が玉名に在住し私自身もお邪魔して泊まらせてもらった事があります。地震後気になってお姉さんの旦那経由で様子を伺うと家族全員無事でお宅も被害は無く、熊本の揺れと玉名の揺れは大分違ったらしく無事との情報に安堵しました(余談ながらこの方のお父様は死刑囚の冤罪撤回運動で有名な方でした。そのお父様の元にある時、死刑囚冤罪支援をしている弁護士と名乗る人が訪ねてきましたが実はこの男、弁護士ではなく強盗殺人犯でそれに気づいた家族がお父様が彼の話を聞く一方で娘が警察に通報して逮捕に至ると言う映画のストーリーさながらの事を経験したご家族の息子さんです・・・なお、この事はテレビドラマになってます)。
鉄道の被害も甚大でご存じの通り九州新幹線熊本駅構内で800系が8両のほぼ全軸脱線してしまいました。東日本大震災でも仙台駅構内で回送列車が脱線しています。共に回送列車で人的被害が無かったのが何よりですが共通するのは回送列車で低速走行中に脱線している事で新幹線って低速で地震に弱い?と言うイメージを持ってしまうのも無理からぬ事だと思います。前回の仙台駅構内の脱線原因について運輸安全委員会(かつての事故調査委員会)はあまり深く掘り下げることなく調査を終了して報告書をだしています。今回は仙台駅構内の事もあり安易な調査では済まされる訳もなく徹底した原因調査を願うばかりです。なお、余談ながら今回の熊本大震災後に地震の揺れと脱線について研究された方とお話する機会がありましたが今までプレートによる縦揺れについては過去のデータもいろいろあり対策と言えるか判らないものの脱線防止ガードの設置などを設置して来たものの断層が原因の地震の揺れはまだまだデータも乏しく建築業界に比べ鉄道は対策が遅れているのが事実で今回のデータが今後の対策に貴重な資料になるのは間違いないとの事でした。
またJR九州の象徴ともなっている゛ななつ星゛が運休を余儀なくされています。豪華列車だけにその損失も計り知れないものがあります。鹿児島線が開通したとは言え豊肥線はここ数年は復旧は無理でしょうから思いきって山陰トワイライトとの逆ルートでDD51牽引で運転したら?なんて不謹慎にも妄想を描いてしまいます。
最後に東日本大震災発生の際は私自身のショックから地震発生直後から弊ブログでいろいろ書き込みしましたが、今振り替えると野次馬根性の書き込みに読めなくもなく今回は少し落ち着くまで(結果的には地震は収まる事はありませんでしたが・・・)1週間は様子を見ようとあえて書き込みを見送りました事をお伝えしておきます。
田原坂を越えてあとは下るだけの”あかつき”。この当時は電化はしたものの電気機関車の新製がままならず、機関車が不足してDD51のブルトレが残っていました。 76,12,24 田原坂―植木 4043レ OM-1 TRI-X スキャナー : Nikon COOLSCAN ⅣED.(修正=電線削除)
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