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写真展の案内状です。夏らしいとても良い雰囲気の写真ですが、この写真は何処だかわからず先生に直接伺ったところなんと静岡県清水市内線とのお答えでした。この写真を拝見するまで清水に路面電車が存在した事すら知りませんでした。
昨日7月5日(木)から東京・品川の「キヤノンギャラリー S」(1階)で諸河 久先生の写真展「電車道」~日本の路面電車今昔(いまむかし)~ が開催されております。鉄道プロカメラマンとして常に活躍されてきた諸河先生ですが、今回のテーマは先生の鉄道写真の原点ともいえる全国各地の路面電車です。
諸河先生と言うと本線物が得意とされているように思えますが、実は先生の鉄道趣味の原点は自宅近くを走っていた路面電車(都電)なのです。事実、先生のオフィスには都電の系統板が誇らしげに飾られており、先生の並々ならぬ路面電車(都電)への愛情がうかがい知れます。
先生が高校生の時代は既にSLブームの奔りでしたが、先生は仲間と往復の列車は同行するものの現地では蒸機撮影の合間に路面電車も撮影してそうです(主従は逆なのかもしれませんが…)。このため先生は北は旭川電気軌道から南は鹿児島市電まで撮影されています。当時、旭川と言えばC55が、鹿児島と言えばばC60が走っていたにもかかわらず(その他いくらでも被写体があったのに)、自分の撮りたい路面電車を撮影されていたと言うことです。
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↑↓盛況な会場風景なんです。撮影後に気づいたのですが多分撮影禁止?いや、撮ってしまった者勝? とりあえず先生を探しましたがお姿が見えなかったので消去もせず、さらにアップまでしまいました。撮影禁止だったら先生、申し訳ございませんm(__)m 12,07,05 Canon PowerShot A810
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そして昨日、その写真展のオープニングパーティーが開催され、嬉しくもご招待を頂き、ありがたく私も参加させていただきました。会場は写真展のスペースに隣接するパーティースペースで先生の温和なお人柄からか、パーティーには鉄道写真撮影を代表するみなさまが勢ぞろいしており、私などは完全に場違いな様相を呈してのを自分でも意識しておりました。
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オープニングパーティーで写真展の成功を祈って乾杯で御発声は宮沢孝一先生です。 12,07,05 Canon PowerShot A810
なお、会期中の7月21日(土)には会場3階 キヤノンホール Sで諸河先生の講演会が予定されております。撮影の秘話やモノクロネガのデータ化テクニックなどがふんだんな実例を交えて披露される予定で(先生のオフィスに遊びに伺った事がある方ならご存知ですが、いつもそっと教えていただいている秘密テクだと思います。)、同講演会の司会は前レールマガジン編集長の名取紀之氏との事。両氏のトークも大変楽しみにしております。なお、入場は予約制ですので下記のURLからお申込ください。正直、まだまだ余裕があると伺っておりますので、弊ブログを閲覧されている方は暇に暇を持て余している皆様ばかりと察しますので是非ともご参加いただけますよう、お願い申し上げます。
■諸河 久 講演会
日時:2012年7月21日(土) 13 時30分~15時
会場:キヤノン S タワー3階 キヤノンホール S
内容:ネコ・パブリッシング 名取紀之氏との対談で、撮影の秘話やモノクロネガのデータ化テクニックなどを講演。
お申し込み: http://cweb.canon.jp/gallery/archive/morokawa-denshamichi/index.html
定員:先着300名
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今回の写真展の会場は2階ではなく1階ですのでお間違いなく。 12,07,05 Canon PowerShot A810
写真展開催期間は8月9日(木)と期間に余裕がございます。365日暇なんだけど、たまたま7月21日(土)は所要があって参加は無理と言う方も、暑い最中ではございますが(会場は当然、冷房が効いていて現場より断然に過ごしやすい事は間違いなしです!)是非とも一度は脚を運んでいただき(三脚や一脚を持って来い!と言う意味ではなく)諸河ワールドをお楽しみいただければと思っております。