緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

緩和ケアチーム研修会

2010年12月06日 | 医療

金曜日、土曜日は、国立がん研究センターに、
緩和ケアチーム研修会のお手伝いに行っていました。

中級コースということで、
さすがに活発な討論がなされ、
あまり、ファシリテートする場面はありませんでした。

が・・発表などを聞きながら、
自身のチームのあり方に、自問しておりました。

これまで、チームとしては3つの1000床前後の病院で
立ち上げを行ってきました。
母体病院の特性で、チーム機能は本当に大きく異なります。
仕事量も、投入するエネルギーもこんなにも違うものかと思います。
主科反応もまったく異なります。

これから、自己チームはどうあればよいのだろう・・

10月末の癌治のワークショップも
思い出されました。
あの時の大阪の先生の言葉は
鮮明に記憶に留まっています。
クライアントがあっての緩和ケアチームです。
そのバランスが崩れれば、チームだけなんとかしようと思っても
何ともしようがありません。

これから先、日本の緩和ケアチームはどういう方向に進んでいくのだろうか・・

今回使用されていたチームアセスメントシートも、
チーム内アセスメントに留まる以上は
網羅的ではないなあと思います。

そもそも、日本の医療にチーム医療は成り立つのだろうか・・
とまで、考えてしまいました。


あまりに抽象的な言葉の羅列で、
さらに、湿っぽさが加わってしまいました。
何が言いたいのか伝わりませんね。




火曜日は、18時から島根大学の医療従事者研修会にお邪魔させて頂きます。
疼痛ではない話を・・と言われ、
消化器症状緩和オンパレードです。

上手く伝えられるとよいのですが・・


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