![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/a2/b578e86fd29fc30475ccbe7bb11b9403.jpg)
(緩和ケア研修会で。
会場はソーシャルディスタンスを保って設営しています。)
東京は日曜日としては最多の556人とか・・
生まれ故郷の岡山も、過去最多111人・・
でも・・先週書いた通り、
数以上に
質的に深刻な事態が、今なお進行しています。
先日、保健所の所長としている友人が
夜中の1時頃、身内に呟いたこと。
こんな夜中に・・
勘弁してほしいと言われても・・・
今から悪化しても入院できるところは探せない。
もう、その地域の病床は満床の様子です。
関西の急激にコロナ陽性患者さんが
増えている地域を管理している様子。
本当に、大変そう・・
がん診療拠点病院は、
緩和ケア研修会をすべての医師に対し
開催することが必須なのですが、
今年は、4月はキャンセルとなり、
先週土曜日になんとか開催しました。
都内は、この2か月で18施設が開催しているらしく、
その事務作業で厚労省も都も大変な様子。
コロナだけではなく、その周辺の事務的なことも
負荷になっているようです。
ありがとうございます。
その緩和ケア研修会。
健康管理統括者として、感染予防対策を徹底しました。
2週間前から接触者アプリを使用していることの確認、
症状や自己行動の記録を付けてもらうよう依頼し、
当日の朝は、健康チェックシートの提出を求めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/37/ecb9f4da9fc7e226b56bb1be9ca59de1.jpg)
会場内には、
アルコールワイプや手指擦式消毒の準備はもちろん、
一つの机と椅子は一人に固定し、
昼食は会話無し、
ペットボトル飲水でマスクを外すのも
人が居ない廊下に出て飲むこと、
会場は写真(冒頭)のように
椅子の間隔は2m以上として設営しました。
そんな中、目撃したリスク・・
会場内は、もちろん、しっかりルールを全員が守ってくれていました。
60分の講義が終わって、最初に休憩時間・・
やった~とばかり外の廊下に出て・・
やった~とばかり外の廊下に出て・・
お腹がすいたでしょう、
研修医君、パンをかじりながら数人とお喋り・・(!!)
ワオ!
それ、だめよ。
それ、だめよ。
もちろん、お喋りグループのマスクをした人には
1m程度距離を取ってもらい、
パンを食べていた研修生にはまずは、一人で食べた後、
マスクをして会話に入ることを促しました。
無意識だったようで、その周りもうっかりしていたようです。
無意識だったようで、その周りもうっかりしていたようです。
懇親会
飲食
会話
共同生活
そして、居場所の切り替わり
この居場所の切り替わり・・
仕事中は守れているのに、
タバコを吸いに行ったとき、
そして、居場所の切り替わり
この居場所の切り替わり・・
仕事中は守れているのに、
タバコを吸いに行ったとき、
給湯器の所にお茶を入れに行ったり、
コピー取りに行ったとき、
トイレに行ったとき、
昼食後の歯磨き
こんな時に感染しやすいと言われており、
まさに、研修会の休憩時間にそれを目撃したのでした。
こうした、ふっと、緊張が解けた時、
実は、リスクを抱えているだろうと思います。
満床の病床を少しでも空床を作っていくためにも
社会の中で、押さえどころを守っていきたいものです。