6月9日(木)午前
第2回講座「自然と親しむ」
講師:大阪大学大学院 工学研究科付属フューチャーイノベーションセンター
招へい教授 栗本修滋さん
場所:原公民館
村と里山のイメージや里山を図や絵にして理解する、自然を感じること認識すること(自然に対する考え方の違い)について、自然からの贈り物として森林浴により高血圧の人は低く、低血圧の人は高くなり、心理的には緊張が緩和し活気が増加、NK活性向上、免疫能が増加、抗がんタンパク質が増加しがんに対する抵抗力が高まる等。
樹木の実に豊凶があるのはどうしてか、植物(モチツツジとキシツツジ)の分布によって昔の地形がわかる、イヌビワとイヌビワコバチの共進化等を例にあげて自然の中の不思議を見つけて楽しむ大切さ、不思議と思う気持ちが大事と学びました。
身近な里山に出かけ楽しく里山の魅力を体験し感性をみがき心身の健康を図りましょう。
午後
第3回講座「自然探索をしてみよう」
講師:午前に同じ
場所:原地区
原公民館から八阪神社へ向かい神社から才所の集落手前までの雲渓川沿いの道を往復2時間ほどかけてゆっくり歩きながら樹木観察を行いました。
葉の縁の形や葉脈、葉の付き方、蜜腺の付き方、葉の表面(ざらざら・毛)等樹木の特徴を触ったり匂ったり味わってみたりしながら丁寧に説明して頂きました。
観察した樹木
カゴノキ・ツガ・エノキ・アラカシ・リンボク・シラカシ・モチノキ・マサキ・ニワトコ・アカメガシワ・ウツギ・ヤマザクラ・キブシ・クマノミズキ・タニウツギ・モチツツジ・ミヤマガマズミ・クリ・カマツカ・ムラサキシキブ・ヤブムラサキ・ケヤキ・ムクノキ・ケンポナシ・エゴノキ・キブシ・ウグイスカグラ・ニガキ・クロモジ・ハナイカダ・シラキ・マタタビ・ウルシ・ネムノキ・ウワミズザクラ・コアジサイ・テイカカズラ等(マムシグサ)
次回講座は6月16日(木)予備6月23日
午前「芥川・淀川水系の魚たち」午後「芥川の淡水魚を採取・観察してみよう」を開催予定です。