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たかつき市民環境大学 第16回「クモから見た虫と自然」第17回「クモを探そう」

2023-10-03 07:47:19 | たかつき市民環境大学

10月1日(日)

第16回 午前「クモから見た虫と自然」

講師  京都女子大学 現代社会学部 教授 中田 兼介 

場所  あくあぴあ芥川3階多目的ホール

昨年度、好評であった「クモ」について中田講師にたっぷり講義していただきました。

クモについて知ってもらって親しみを持ってほしい。

虫の漢字

虫と言っても昆虫だけではない

クモの主な特徴

・クモはカニやエビと同じ節足動物で頭胸部に8本の脚と脚が変形してできた 

 触肢が2本ある。

・心臓は背中側にある。

・クモの毒は人間にはほぼ害がない。

・クモは2023年4月現在世界で51478種、日本だけでも1600種以上みられ、

 1日に3種更新されるほど新種がどんどん見つかっている。推定12万種以上。

・クモは孤独な生き物で縄張りを持ち子育てを基本行わない。

 繁殖の時だけ同種個体と触れ合うが、卵がかえったらすぐにばらばらに散ってしまう

 ジョロウグモは例外でオスとメスが同居する。

・主なエサは生きた虫で、手に入るものは何でも食べる。

メスが求愛してきたオスを食べてしまうこともある等々、クモの生態をわかりやすく解説していただきました。

また、日本や世界の珍しいクモの話やギリシャ神話など興味深い話をしていただき

受講生から大変好評な講座であった。

 

第17回 午後「クモを探そう」

講師  京都女子大学 現代社会学部 教授 中田 兼介 

場所  あくあぴあ芥川周辺

午後からは、フィールドワークで沢山のクモを発見することができました。

糸を振動させて捕獲する場面を見ることが出来た。

発見したクモは、クロカケジクモ、ギンメッキゴミグモ、ジョロウグモ、オニグモ、

ハエトリグモ、アシナガグモなど20種以上にもなりました。

中でもアリに擬態したハエトリグモの仲間のアリグモが興味深かったです。

わかりやすい説明でクモの世界に引き込まれた楽しい時間でした。

 

次回の講座 10月5日(木)

午前:「台風被害の現状を知ろう」

場所:森林観光センター付近

 

午後:「高槻の森林と台風被害からの復旧」

場所:クロスパル高槻

 

 

 


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