たかつき環境市民会議ブログ

たかつき環境市民会議のブログです

市民講座「萩谷で竹炭作りを体験しよう」

2023-10-13 20:34:15 | 里山グループ

日時:2023年10月13日(金)10時~12時 晴れ

場所:萩谷フィールドA周辺

参加者:受講者17名、公民館職員2名、里山グループ10名

 

秋らしい爽やかな天気に恵まれた中、萩谷で[竹炭作り体験講座]が開催され、市民のみなさんと共に楽しみました。

先ずは里山グループの活動紹介です。興味のある方、里山グループに Welcome!

そして本題となる講義「どうすれば炭はできるのか」 by杉山講師

物が燃えるためには、「燃える物」・「高熱」そして「充分な酸素」が必要。

木(竹)を燃やすと、多くの成分(大部分が炭素)と酸素が結びついて炭酸ガスになって大気中に出て行ってしまう。

炭素(炭)を残すために炭焼き窯で空気を遮断して焼くと、結びつく酸素が少ないため、炭素が残って炭ができる。

そんな真面目な化学の話の中に、備長炭で作った電池の実験を取り入れるなど興味ある講義。

(後ろでは、実験で出来上がった炭を見てもらうための簡易炭焼き窯(空き缶製)が焚かれています。)

タイサンボクやユリノキなどの木の実が炭になって出来上がりました。

折り鶴も炭になります。

次に、見学と体験です。

炭焼き窯の見学と、竹の四つ割りの体験をしました。

そして、竹林に入って竹切り体験です。

受講者のみなさんは、とても積極的に取り組まれていました。

これからも自然と環境に興味を持ち続けてくださるとありがたいと思いました。

 

今年も講座会場の横にはフジバカマが咲き、アサギマダラが飛び交っていました。


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萩谷総合公園で秋を楽しむ会

2023-10-13 07:16:20 | チャレンジンググループ

2023年10月11日(水) 晴れ 場所:萩谷総合公園 参加14名

次回11月8日(水)のどんぐり団子作りに向けて、初秋の萩谷へどんぐり拾いに行きました。

どんぐり検索表で葉っぱ、どんぐりの形状、おわんの特徴から、どんぐりの種類を教わり実が大きいクヌギが美味そうなので、団子の材料にする事にしました。

童心にかえり、夢中になってどんぐり拾いを楽しみました。

一人当たり10~15個拾うようにと言われています。

実りの秋です。樹木観察も行いました。

「おまんは誰じゃ?」

5~6月に咲くはずのマテバシイの花が季節外れの10月に咲いています。

花の香りはタケノコをゆでたような匂いがします。

今の時期に花を咲かせることは狂っています! 実も割れて空に、これではクマもエサ不足で全国で暴れる訳だ。やはり温暖化の影響でしょうか?環境問題、私たちも注視しています。

どんぐりは虫がいるし、あく抜きが大変だ!本当に団子にして食べれるの?など意見が有りましたが、とにかく次回、調理にチャレンジすることになりました。

どんぐり拾い参加メンバーです。

猛暑の影響か?季節外れのマテバシイの花が咲いていました。

マテバシイの実は2年がかり。

「コブシ咲く高槻の春」♪にまた観察したいですね。


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たかつき市民環境大学

2023-10-06 19:17:00 | たかつき市民環境大学

10月5日(木)午前

第18回講座「台風被害の現状を知ろう」

講師:NPO法人 森のプラットホーム高槻 理事長 小柿正武さん

場所:森林センター

熊の出没情報があり安全を考慮して、樫田地区の散策を止め森林センターでの講座となりました。

森林センターのログハウスはカラマツの木で建てられた素敵な建物でした。

午前中はモウソウチク、ハチク、マダケを詳しく教えて頂きました。

竹類はイネの仲間で有り、一定の時期に達すると花を咲かせて種子を実らせて一生を終えます。

竹には毎年太ったり・伸びたり出来る組織が無い為「太る」ことも「伸びる」ことも出来ません。

先生から竹の皮と竹の種類を当てて下さいと問題がだされました。

左側から・ハチク・モウソウチク・マダケ です。

左側から・モウソウチク・ハチク・マダケです。

☆講座後、森林センターの散策を楽しみました。

散策しながら、のぶどう(美味しくない)たけにぐさ(毒草) タラの木(鹿が食べてふんを残してました)冬のはなわらび またたび(お酒を作るそうです)松風草 他にも沢山教えて頂きました。

 

午後の講座

第19回講座「高槻の森林と台風被害からの復旧」

講師:NPO法人 森のプラットホーム高槻 理事長 小柿正武さん

場所:クロスパル高槻401号室

日本は世界でも屈指の森林大国です。

高槻市の森林状況です。

平成30年9月4日の台風被害

☆林業を受け継ぐ人がなく森林を守る人も少なく林業が廃れていくという話を聞き、とても

残念に思いました。何か良い活路が見つかることを切に願いました。

 

☆里山グループ体験見学のご案内

説明者:今川 哲夫さん

体験内容:里山グループ活動紹介~門松用孟宗竹の伐採並びに切り出し体験の説明をされました。

 

次回の講座 10月12日(木)

午前:「世界の財産 鵜殿のヨシ原」  場所:五領公民館 2階大集会室

講師:TKK自然観察会 代表 田口圭介さん

午後:「ヨシ原を観に行こう」

講師:たかつき環境市民会議 辰巳英輔さん

 


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たかつき市民環境大学 第16回「クモから見た虫と自然」第17回「クモを探そう」

2023-10-03 07:47:19 | たかつき市民環境大学

10月1日(日)

第16回 午前「クモから見た虫と自然」

講師  京都女子大学 現代社会学部 教授 中田 兼介 

場所  あくあぴあ芥川3階多目的ホール

昨年度、好評であった「クモ」について中田講師にたっぷり講義していただきました。

クモについて知ってもらって親しみを持ってほしい。

虫の漢字

虫と言っても昆虫だけではない

クモの主な特徴

・クモはカニやエビと同じ節足動物で頭胸部に8本の脚と脚が変形してできた 

 触肢が2本ある。

・心臓は背中側にある。

・クモの毒は人間にはほぼ害がない。

・クモは2023年4月現在世界で51478種、日本だけでも1600種以上みられ、

 1日に3種更新されるほど新種がどんどん見つかっている。推定12万種以上。

・クモは孤独な生き物で縄張りを持ち子育てを基本行わない。

 繁殖の時だけ同種個体と触れ合うが、卵がかえったらすぐにばらばらに散ってしまう

 ジョロウグモは例外でオスとメスが同居する。

・主なエサは生きた虫で、手に入るものは何でも食べる。

メスが求愛してきたオスを食べてしまうこともある等々、クモの生態をわかりやすく解説していただきました。

また、日本や世界の珍しいクモの話やギリシャ神話など興味深い話をしていただき

受講生から大変好評な講座であった。

 

第17回 午後「クモを探そう」

講師  京都女子大学 現代社会学部 教授 中田 兼介 

場所  あくあぴあ芥川周辺

午後からは、フィールドワークで沢山のクモを発見することができました。

糸を振動させて捕獲する場面を見ることが出来た。

発見したクモは、クロカケジクモ、ギンメッキゴミグモ、ジョロウグモ、オニグモ、

ハエトリグモ、アシナガグモなど20種以上にもなりました。

中でもアリに擬態したハエトリグモの仲間のアリグモが興味深かったです。

わかりやすい説明でクモの世界に引き込まれた楽しい時間でした。

 

次回の講座 10月5日(木)

午前:「台風被害の現状を知ろう」

場所:森林観光センター付近

 

午後:「高槻の森林と台風被害からの復旧」

場所:クロスパル高槻

 

 

 


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公民館キッズチャレンジ「ハロウィン工作」のご案内

2023-10-02 01:26:08 | 里山グループ

10月21日(土)に、北清水公民館主催の「公民館キッズチャレンジ ハロウィン工作」が開催されます。

里山グループが講師を務め、お子さん一人一人に木の実を使った楽しい工作をしていただきます。

申込期間は10月3日から10月10日までです。

上のチラシを確認のうえお申し込みください。


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