薬害エイズや薬害肝炎の活動に関わって多くの患者さんとお付き合いしてきましたが、活動に行き詰ったときなど、患者さんから逆に元気をもらうことが多々あります。重い病を抱えて生活が大変な患者さんだというのにいろいろお話をうかがうと勇気付けられたりします。何がそうさせるのかよく分かりませんが、一つ言えることは一方的な話し合いではなく、お付き合いの時間をかけながらもお互いの立場を分かち合うということではないでしょうか。それは議論ではなく分かち合い。日々の中で初めてお話しする患者さんもいればよくお話をする患者さんもいます。
一人きりで病気に悩んでいた患者さんが病気を理解できる友人が出来て数値が良くなったということを聞いたことがあります。社会も人々の分かち合いが進行して世の中の回復の兆しが見えてくるのかもしれません。
一人きりで病気に悩んでいた患者さんが病気を理解できる友人が出来て数値が良くなったということを聞いたことがあります。社会も人々の分かち合いが進行して世の中の回復の兆しが見えてくるのかもしれません。