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「論語と算盤」セミナー・作家童門冬二さんが語る渋沢栄一

2011-05-26 22:29:35 | 日記
渋沢栄一「論語と算盤」セミナーに参加してきました。4回シリーズで今日は作家の童門冬二さんが渋沢栄一の社会事業の取組みについて話されました。渋沢栄一の社会事業は東京養育院を設立から亡くなる昭和の初期まで関わりますが、今日のお話は歴史作家だけあって東京養育院のルーツのようなお話で江戸時代の8代将軍徳川吉宗の時代の小石川養生所まで遡り、3大改革の享保、寛政、天保の話や松平定信の楽翁公伝の話まで出てきました。渋沢栄一は人間愛を大切にして特に孤児のためにつくしたことのお話は感銘を受けました。特に印象に残ったのは、歴史を学ぶと言っても時代背景が違うので歴史上の人物をまねるのは無理で今をありのままに生き自信を持つことが大切であるということでした。
歴史を振り返って幕末や明治維新にあこがれても、現代に勝海舟や坂本龍馬、西郷隆盛のような人物は現れないでしょう。時代背景の違いますから。むしろ今という時代をありのままに生きることが大切のような気がします。そして今という時代は、幕末や明治維新以上の歴史的な転換期なのかもしれません。
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