HIVエイズは一時よりも関心が薄れていますが、先進国の中でHIV感染者が増えているのは日本だけです。HIVエイズに関する医療技術をずいぶん進み、ちゃんと治療をすれば死ぬ病気ではないと言われていますが、それはHIVの検査をしてHIV感染を早期にわかって早く治療に入ってのことで、気づくのが遅れて感染から時間がたちエイズを発症してからでは手遅れになることがあります。その意味でもHIVの検査は大切です。最近のHIV検査の件数が減っているのも気になるところです。社会の中でまだまだHIVエイズに対する理解が不足していて差別・偏見を恐れ孤立化するHIV陽性者もいます。HIV陽性者が社会の理解の中で安心して暮らせる社会は同時に社会全体が安心して暮らせる生きやすい社会を意味することだと思います。HIVエイズのことを勉強しながら共に生きやすい社会とはどういう社会か考えてみましょう。
日時:2011年12月1日(木)午後7時~9時
場所:東京ボランティア市民活動センター会議室B
JR飯田橋駅隣 セントラルプラザ10階