12月1日はエイズデーです。この日は世界的規模でのエイズの蔓延防止とエイズ患者・HIV感染者の差別・偏見を解消するため国際保健機関が1988年に定めたものです。日本でもこの時期に数々のエイズに関するイベントが行われています。日本のエイズ学会もこの時期に行われています。日本では先進国で唯一HIV感染者が増え続けています。厚生労働省のエイズ動向委員会では四半期ごとに新規患者数・感染者数・検査件数が報告されています。平成23年6月26日現在、日本国内のHIV感染者数は13,083人、エイズ患者は6,036人でHIV感染者とエイズ患者の合計は19,119人。HIVエイズは検査によって早期に発見して治療に入れば現在では死に至る病気ではなくなりました。残念ながら、いまだにHIV・エイズに対する差別・偏見が存在してHIV感染者やエイズ患者はこの社会で生きづらい生活を続けざるをえません。社会のHIV・エイズに対する理解不足がHIV感染者・エイズ患者を生きづらくしています。これは社会全体の問題で、残念ながら社会全体が自ら生きづらい社会をつくりあげています。12月1日はHIV・エイズのことを考え、お互いに生きやすい社会を創りましょう!
12月1日(木)午後7時~:薬害エイズを考える山の手の会・東京ボランティア市民活動センター会議室B(飯田橋)
12月2日(金)午後7時~:TOKYO Pride世界エイズデー連動企画ドキュメンタリー上映&トーク・早稲田大学早稲田キャンパス11号館501号室
12月3日(土)午後1時25分~:エイズ予防財団講演会シンポ「エイズ発見から30年」・UDXシアター(秋葉原)