、本日、夕方」、品川のTKP品川カンファレンスセンターホールで行われた東京都エイズ予防月間講演会「働く世代に多いHIV陽性者」に参加してきました。講演は第1部で国立国際医療研究センター・エイズ治療・研究開発センター長の岡先生のHIVエイズ関するに最新の医療事情、第2部ではぷれいす東京の生島さんの企業でHIV陽性者と共に働くためのポイントについてそれぞれお話があり、その後、座談会として実際にHIV陽性者を雇用している人事担当者とぷれいす東京の生島さんとでHIV陽性者を雇用して職場の状況などお話がありました。人事担当者から、HIV陽性者を雇用する前に採用するにあたりHIVエイズの怖いというイメージだけで頭の中がモンスターになり職場で問題が起きたらどうするとか拒絶反応があったのが、人事担当者の苦労を重ねた採用決定の後、実際にHIV陽性者を雇用して職場に配属され、まったく問題なく働き人手不足も解消して職場が助かっているというお話を聞きました。このようなことは社会の中でも同様に起きていると思って聞いていました。頭だけの知識で人は勝手に想像して人としての付き合いを拒絶してしまう光景は社会の中に存在しています。当事者の生の声を聞きお付き合いしていく中で本当の理解が生まれるものと思います。知識による議論ではなく、当事者を含めた分かち合いによる理解を進めていかなければ、この世の中に差別・偏見はなくならないでしょう。
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