今日は勝海舟、高橋是清、石橋湛山の出会いについて見てみたいと思います。この三人は勝海舟が幕末から明治、高橋是清が幕末、明治から大正、昭和、石橋湛山が明治から昭和とそれぞれ生きた時代が違いますが、微妙に重なって出会いもあります。勝海舟と高橋是清は明治のはじめに若きし頃の高橋是清が米国帰りの報告に参議の勝海舟を訪ねています。また、石橋湛山は東洋経済の主幹出会った頃大蔵大臣の高橋是清にインタビューしています。出会ったときお互いの地位、立場そして年齢がかなり違っていましたが会ってその後の人生に大きな影響を与えています。それは高い志によって熱く受け継がれていっています。さて石橋湛山の後、現代に至るまで、この高い志はどこいってしまっているのでしょう。現代の世の中にも若手社会起業家などの志高い若者に出会うことがありますが、政治の世界でこれはという人が見つかりません。少し寂しい気持ちになってしまいますが、元気な若者と分かち合いながら活動を続けていきたいと思います。
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