12月1日の世界エイズデーに合わせて東京都ではエイズ予防月間としてHIVエイズに関する啓発イベントを行っています。今日は東京駅八重洲口のほうで「働く世代に多いHIV/エイズ~誰もが働きやすい職場とは~」と題して医師による講演会とHIV陽性者を雇用する会社の人事担当者によるシンポジウムが行われました。HIV/エイズに関する医療技術は格段に進みHIV陽性者の余命も治療さえ続ければほとんど変わらないところまで来ています。生き続けられるということは長期の生活や老後のことも考えていかなければなりません。生活には収入ー働くことが大切です。以前はHIV/エイズに対する差別・偏見などから仕事に就くことも難しかったですが、免疫不全の障碍者認定を受けて障害者雇用する企業も増えてきました。しかしまだまだHIV陽性者であることを言うといられなくなるのではと言った不安があるようです。これには社会のHIVエイズに対する理解が必要です。医療技術や雇用制度が進んでもHIV陽性者であることをカミングアウトしても働きやすい職場、社会にしていかなければいけません。同じ社会に住む私たち一人ひとりの理解が大切です。
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