今年は明治維新から150年ということでがん哲学外来在宅部会では3月に幕末三舟ゆかりの地歴史散歩で上野谷中をまわり、11月に徳川慶喜をテーマに京大坂を歴史散歩しました。その準備もあって勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟の本や徳川慶喜の本を読み漁りました。以前読んだ本でも読みなおして、またゆかりの地を散歩してみると新しい気づきもありました。読みを深めるというか徳川慶喜などはその才能と趣味の深さに驚きました。勝海舟は1823年生まれで徳川慶喜は1837年生まれ、14歳の違いがありますが、同じ77年の人生を生きます。無役の御家人であった勝海舟が幕府の役人として初めて仕事に就いたのが33歳、それに対して徳川慶喜は31歳で恭順謹慎して公から退いています。この対照的な二人の生き方が色々なことを教えてくれました。文春新書に安藤優一郎氏の「江戸でいちばん長い日ー彰義隊始末記」とい新刊本を読みました。この本を読んで上野を歩くと150年前にこの東京ー江戸で戦場であったこと、今の上野公園全体がが当時は徳川将軍家の菩提寺である上野寛永寺であったことを思い出してくれ歴史の重みを感じました。
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