私の親爺は私が高校を卒業する少し前に亡くなりました。ずいぶん前の事で親爺と語るという印象はあまりなかったのですが、歴史好きの親爺で歴史本はそうとうなもので、そのうち私が今でも手にしているのが子母澤寛の「勝海舟」と司馬遼太郎の「坂の上の雲」です。この本を読んで歴史が好きになり勝海舟の大ファンになったようなものです。親爺はテレビの歴史ドラマを見ているとうるさくて「これは違う」と講釈をつけてテレビを見ている気分にもなれませんでした。うるさい親爺だと思っていた私が、最近NHK大河ドラマ「西郷どん」を見て「勝海舟はこの時、桂小五郎と会っていないー間違っている」と自分も親譲りだなあと内心思いました。小さい頃の思い出しか残っていませんが、親爺の歴史好きは今では私の宝物になっています。
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