グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

無観客開催の大相撲春場所に思う

2020年03月08日 | 社会
今日テレビで無観客開催の大相撲春場所を観た。
そこには本当に異様な光景が広がっていた。
たとえ稽古であってももっと大勢の人間に囲まれているのにねぇ・・・。
あの状況では対戦に向けて集中力を高めていくのも容易ではないだろう。
全部の取り組みを見たわけではないが本場所でよく散見される立ち合い前の「待った」が一度も見られなかった。
決して「待った」は褒められた行為ではないが集中力の証しだと考えれば力士たちは意識していないのかもしれないが多少取り組みが雑になっているのかもしれない。
桟敷に押しかけた多くのファンの声援がないのは致し方ないが力士諸兄には通常の場所と同様の、あるいはそれ以上の集中力の保持に努めてもらいたい。
懸賞の数も減っているようだが大相撲を盛り上げる意味でこんな時こそ支援企業には従来通りのスポンサーシップを続けてもらいたいものだ。
無観客の話題とは離れるが今場所の取り組み表の中の「過去の対戦成績」を見ていて意外と過去に対戦がない取り組みが増えていることに驚いた。
力士の新陳代謝が進んでいるのである。
これは相撲を面白くする材料であり、チャンスでもある。
2か月先の来場所のことは分からないがとりあえず場所中、体調管理に気を付け白熱した相撲を千秋楽まで続けてもらいたいと思う。