グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

首相の「完全な形で」の中身に思う

2020年03月19日 | 政治
首相が今日の参議院委員会で自身の「完全な形で」と表現していた東京五輪の開催方法について「規模を縮小せずに行う」との意味のように説明していた。
それならそれで何故一昨日のぶら下がりでの記者からの質問にあれほどぶっきらぼうな回答に終わったのか、よく分からない。
僅か一日だが何があったのだろうか、と思ってしまう。
まさかG7首脳の誰かから口止めがあったとは思えないのだが・・・。
ただ今日の説明でも開催時期については必ずしも明らかにしていない。
ということは開催規模はともかく開催日時は流動的という意味なのだろうか。
そもそも情報の小出しはよくないし、未定の点はその旨説明したらいいのである。
それにしても首相はもっとオープンな姿勢で記者たち(その先には国民・有権者がいるのだが)に接するべきだし、思わせぶりの言い回しは自重すべきだと思う。
さてさて開催方法も開催時期も日本側の意向だけでは決められない。
記録がたくさん生まれる東京大会、ではなく東京大会そのものが難産になりそうだ。