グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

米国3州の外出制限に思う

2020年03月22日 | 政治
コロナウィルス禍はその後も国内外で衰えることがない。
米国などでも感染は広がる一方で現在ニューヨーク、カリフォルニア、イリノイの3州が住民に対し様々な外出規制を課している。
その内容は、と言えば州によって多少規制の中身は異なるがいずれも我が国より相当厳しいものだ。
ニューヨーク州の場合は事業者(食品スーパーや医療、銀行など生活に不可欠な業種は除く)に対し全従業員の在宅勤務を求め違反者には罰則を科すというものだ。
イリノイ州の場合は食品の買い出しやランニングを除きすべての外出をひとまず4月7日まで禁じるという。
カリフォルニア州もイリノイ州と似たようなものだが規制期間については定めはない。
解除のメドは立っていないということである。
それに比べればまだ我が国の事業者に対する規制は大規模イベントの自粛などはあるがまだ限定的である。
それに我が国の場合は飲食、旅行、イベント関連業界や子育て世帯、フリーランサーなど特定分野に経済的打撃が集中しているように思う。
政府は今、経済対策立案の真っ最中だが総花的な刺激策、救済策ではなくメリハリをつけた政策が急務だ。