グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

法相の「検察官最初に逃げた」発言に思う

2020年03月13日 | 政治
法相が先頃国会で「東日本震災時に検察官が最初に逃げた」と発言し、その後撤回・謝罪に追い込まれた。
法相は何故社会情勢の変化の内容を問われてこんな誤った事例を持ちだしたのか・・・、本当に理解に苦しむ。
氏は自民党が野党時代に同様の発言をしていることからもう習い性になっているのではないか。
ふと思い出したのが首相が時々繰り出す「民主党政権の悪夢のような時代」発言である。
法相の今回の発言は苦し紛れに旧民主党政権の落ち度(実際はキチンと手続きを踏んだうえでの避難行動だったのだが)を逆攻撃したものだが首相の多用するあのフレーズも脳裏にあったのではないか。
しかしながら結果として法務省とその職員を貶め自ら墓穴を掘ってしまった。
任命責任を問われた首相は「厳重注意を行った」としているが当然のように「辞任の必要はない」との認識だ。
こんな時期にこんなドタバタ、何かねぇ・・・・。