グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

たかがマスク、されどマスク

2020年03月25日 | 社会
コロナウィルスの猛威で日本全体が翻弄されている。
その1つにマスクの品薄がある。
もう一か月ほど前になるがさる政府高官が「ここ1、2週間で市場に出回るのでもうちょっとご辛抱を」と言っていたのだが未だに店頭には「入荷ありません」の張り紙が・・・。
一体この品薄状態は何時解消するのだろう。
品薄の理由は生産の大半を中国に依存していることのようである。
それはその通りだろうが復旧に時間がかかり過ぎている。
中国での生産継続が難しければ一旦国内に戻すなり、ベトナムやバングラデュシュなどに移管するなどして急場を凌ぐことが望まれるがそれもできない。
使い捨てマスクなどはとても高度な技術を駆使した製品とも思えないのだが自動化生産システム構築にはそれなりの時間と意思決定が要るのだろうか。
いずれにせよ先般の政府高官の言葉は重い。
あらためて政府は需給状況や障害を精査し早急に対策を見直して欲しいものだ。

新型コロナウィルスのプロスポーツに対する影響に思う

2020年03月25日 | 社会
その後新型コロナウィルスの猛威は留まるところを知らない。
東京都は遂に緊急事態対応発令である。
何年か前に公開された「日本感染列島」(だったか?)という映画の内容が現実になっているような思いである。
ところで先般プロ野球公式戦が4月24日から、サッカーのJ1リーグ戦が5月9日からと発表された。
いずれも当初の予定とは大幅に遅れるがそれよりも気になったのが観客の受け入れ方法だ。
プロ野球もJリーグもその詳細は決まっていないがいずれも従来より大幅に人数制限がなされそうだ。
その制限幅は一例だが20%程度が考えられているというからもうスタンドの光景は一変である。
さらにジェット風船自粛、鳴り物禁止ということになれば盛り上がりを欠くこと夥しい。
運営者側の立場からすれば入場料収入の低下は大きな経営インパクトになるのではないか。
その分テレビ観戦者が増えるからといって放映権料が急に増えるわけではなかろう。
主催団体や個別チームは共にこの情勢変化に対し新たな振興策、深耕策が迫られている。