グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

今国会の会期終了に思う

2020年12月01日 | 政治
今臨時国会は12月5日で会期満了、年明けの通常国会まで閉会する予定だ。
世はコロナ禍という一大国難の最中にある。
「その対策などはいくら審議してもし尽くせないほど山積している状況だがこの「素知らぬ感」はどこから来るのだろう。
政府・与党は予算編成に全力を尽くすというが巷では年を越せるかどうかを危ぶむ生活困窮者が増えている。
医療事業者からは疲弊がピークに達しているという声もある。
来年度予算も大事だが今やらなくてはいけないこと、決めないといけないことがたくさんあるのではないか。
やっぱり政府・与党の本音は防戦一方の「GoTo キャンペーン」の失政や「桜を見る会」関連の説明責任を回避したい狙いがあるのだろう。
この辺りは野党側も一定の自制が必要だがそれ以上に政権を担当する与党の責任は重大だ。
野党から攻められるから国会開催は忌避しようというのであればそもそも政権を担う資格などない。
与党内部からもっと改革精神が生まれてもいいと思うのだがそれが見られないのは本当に残念だ。