グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

首相の年末年始「平常運転」に思う

2020年12月30日 | 政治

某紙が首相の年末年始の「平常運転」を伝えていた。

この正月も通常の週末と同様に厚労省の幹部からコロナ感染状況について報告を受け必要な指示を遅滞なく行うということらしい。

このところ新型ウィルスの新規感染者数は移動平均ベースで過去最高を更新中ということだからこれはもう平時ではなく戦時と言っていい。

こんな危急時に正月返上の平常運転なんて当然どころかノンビリ過ぎると言った方がいいだろう。

多くの都府県で空きベッド数に底が見え始め患者をお世話する医療関係者も逼迫しているというのに「平常運転」という言葉こそどうにも腑に落ちない。

今や戦時中なのだから政府も関係者全員が待機し「今何をすべきか」を検討し続ける時だ。

平常運転ではなく臨戦態勢、これこそ失地回復に最低限必要な「ミニマム・ワード」だ。