グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

止まらぬ新規コロナ感染者数に思う

2020年12月10日 | 社会
コロナ感染者数の拡大がどうにも止まらない。
東京都の今日の感染者数は初めて600名を超えた。
ついこの前500名を超えて大騒ぎしていたのだが今日は600名の数字を聞いてもあまり驚かなかった。
感覚がマヒしてきたのかもしれない。
全国ではどうか、といえば2800名超である。
しかし医療現場は大変だ。
既に大阪市や旭川市では自衛隊に看護官の派遣を要請しているがこれとて限界があるだろう。
自衛隊看護官だって本来の業務があるのだから「打出の小槌」のような訳にはいかないと思う。
各自治体や中核医療機関は自助、共助意識を高め広域医療体制を充実させねばならない。
財政面の援助でいえば国は十分な予算は組んでいるというから自ら必要資金の獲得に動きそれでもままならないようであれば即座に声を挙げるべきだ。
それが首相の言う「自助」だと思う。
政府だってもっと鋭敏な感覚とスピード感のある行動が求められる。
こんな言わば有事の際に国会はのんびり休会というのは一体どんな感覚を持っているのだろうかと思う。
言行不一致も甚だしい。