グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

さて参院選の投票率は?

2013年07月21日 | 日記
私事で恐縮だが筆者は最近選挙といえば期日前投票が常態化している。
本日の参院選も早朝帰郷を予定しているためつい先日期日前投票を行ってきた。
ところが驚いたことに投票所が込み合っているのである。
こんなことは初めてだ、いつもは閑散としているのに・・・。
さる政治評論家が「今回の参院選ほど盛り上がりの欠く選挙はない。投票率が心配だ。」と言っていたがこの期日前投票所の様子だけ見るととてもそうは見えない。
今回導入されたネット選挙活動が投票率にプラスの影響を及ぼすのだろうか、それとも・・・?
全国紙などは結構詳細に当落予想を報道しているがこれなどは投票率にどんな影響を与えるのだろうか。
もしかしたら自民党支持者などは安心して投票所に行くことを止めてしまうかもしれない。
幸い降雨や猛暑の心配は少ないようだ。
さて今度の参院選の投票率は?
とにかく選挙に参加することが重要だ。 

大相撲・白鵬の3連覇に思う

2013年07月20日 | 日記
大相撲・白鵬が今場所無傷の13連勝で3場所連続、通算26回目の幕内優勝を決めた。
今場所一番印象に残った取り組みが11日目の鶴竜戦である。
立ち合い直後なんと白鵬は棒立ちではないか。
本人は(呼吸が合わなかったため)「『待った』がかかった」と誤認したそうだが行司の軍配はすでに上がっていた。
そこで気を取り直して相手の突進を受け止めダメもとの投げを打ったのだがそれでも勝利をものにするところはさすがである。
続く12日目には取組中に脇腹を痛め翌13日目は痛々しいテーピング姿だったがそれでも琴欧州を退け13日目で優勝を決めた。
かって「柏鵬時代」という言葉があったが今は同じ音だが「白鵬(一人)時代」と言っていいだろう。
今度は連勝記録がどこまで伸びるか気にかかる。
それにしても日本人横綱はこの次いつ誕生することか。
力士諸君もそうだが部屋の親方にも責任の一端はあると思う、相撲を「国技」と呼ぶ限り・・・。

儲け話の横行に思う

2013年07月19日 | 日記
つい先日安愚楽牧場の経営破綻で大騒ぎしていたと思っていたら今度は温泉採掘権騒動である
全く詐欺まがいの投資話のネタはいくらでもあるものだ。
野田前首相の国会でのセリフではないが「騙した男が悪いのか、泣いた私がバカなのか」
無論騙した詐欺師が悪いに決まっているが騙された方にもいくばくかの隙があったのかもしれない。
数百万、数千万円の大金を確たる根拠もないのに差し出すなど・・・。
先述の安愚楽牧場の例でいえば負債総額全体に占める回収総額はわずか6%前後だそうだ。
これでは債権者はとても納得できないだろう。
この種の経済犯罪についてもっと罰則強化があってよい。

NECのスマホ事業撤退に思う

2013年07月18日 | 日記
NECがスマホ事業から撤退するとのことだ。
我が国では携帯電話事業に一時10数社が参戦、あの時はさすがに多過ぎるのではと思ったがその後再編が進み現在は6グループに集約されている。
そのうちの1グループが外資との統合も叶わずスマホ事業から屈辱の撤退となったということだ。
交渉相手の外資からも見放されるようでは余程生き残るリソースが残っていなかったとみるべきだろう。
携帯電話事業の主戦場がガラケーからスマホに移行してからというもの我が国の携帯電話各社は劣勢がにわかに顕著になった。
NECはガラケー事業は切り離して独力で継続するというが縮小市場での事業継続は容易ではないだろう。
今回の決断は人間に例えれば単なる延命措置に過ぎないのだ。
ところで「なぜスマホ事業に立ち遅れたのか」、この敗因分析は済んでいるのだろうか。

NTTドコモのツートップ戦略に思う(その2)

2013年07月17日 | 日記
NTTドコモが顧客流出防止を狙って打ち出したあのツートップ戦略にはあまりのドライさにいささか不安の念を持ったものだがやはり修正を迫られているようだ。
昨日の当ブログでもふれたが消費者は価格の安さとともに商品選択の幅も求めている。
何も価格だけで購入機種を決めるわけではないだろう。
だからこそコスト・パフォーマンスやコスト満足比などという言葉もあるのだ。
それに優遇指定からもれたハード・サプライヤーのNTTドコモ離れも無視できない。
あれだけ明確なハンディをつけられたら戦意を喪失するのも無理はない。
パナソニックはドコモ向け冬モデルの提供を見送る方針だ。
いつの世も事業の発展は健全な競争の中にあることを忘れてはいけないと思う、通信事業者間であっても通信事業者内部のハード・サプライヤー間であっても。
結局NTTドコモはソニー・サムソン以外の機種についても一定の値引きを行う旨を公表したが果たしてこれでサプライヤーと顧客が戻ってくるだろうか? 
今日流れていたTV広告はまだツートップ戦略のままである・・・。



変わる生保のビジネスモデルに思う

2013年07月16日 | 日記
つい先日我が家を担当してくれている某社の生保レディが「生保の売り方も変わってきた。私たちも変わっていかないと・・・」と噛み締めるように述懐していた。
生保の営業といえばかっては職域に通いつめたりあるいは親類縁者を頼ったりして濃密な人間関係を構築し排他的な受注を確保するいうのが常道だったが昨今競争環境は大きく変わりつつあるようだ。
一つは多くの保険会社の中から(保険加入者に)最適の保険商品を選んで見直し提案をするという新タイプの保険代理店の台頭であり、いま一つはネット販売型生保事業者の登場である。
前者は幅広い商品ラインアップと中立性(本当にそうかな?という気もするが)、後者は給付に比較して安価な保険料が強みだ。
多くの商品から自分にあったものを選ぶことや値段の安さを追及することは消費者にとって普遍的、本質的な行為ゆえ生保業界の昨今の動きは不可逆的だろう。
同様の動きは生保業界以外にもいろんな分野に広がっていくに違いない。

国会のねじれは是か非か

2013年07月15日 | 日記
今回の参院選は衆参間の「ねじれ」が一つの焦点になっているが本当に「ねじれ」の存在が問題なのだろうか。
そもそもねじれが全くないのであれば参議院も二院制も不要ではないのか。
前回の会期末最終日は与野党の問責決議合戦だったが生産性の乏しいかような運営に問題があるのであって参院がチェック機能を持つ為にはむしろ一定のねじれが有用ではないかと考えている。
ただ国民の存在そっちのけの党利党略だけの議会運営は止めてもらいたいと願うだけだ。
似たような話でよく党議拘束を持ち出す政党があるがこれも再考すべきだろう。
いくら党の大方針があるといっても構成員側にもいろんな事情がある。
どんな重要な法案といえども一定の自由投票は容認するのが政党の器だろう。
個性を認めない全体主義など完全に過去の遺物にしたい。



家電ビジネスの不振に思う

2013年07月14日 | 日記
家電市場の縮小がどうにも止まらない。
家電市場といえば長らくテレビが牽引してきたのだが2010年の地デジ特需以降失速傾向にあり、その後期待された3Dシステムも今や風前の灯だ。
今度は4Kで勝負をかけるが果たして乗り換えが主流になるのか甚だ疑問である(以前このブログで触れたが)。
それに最近は一人暮らしを始める若者もテレビは必需ではないとされている。
ITはどうかといえば、かのPCもスマホやタブレットに食われ世代交代の最中にある。
スマホなどはたしかに便利だが通信料が従来タイプに比べ高額なためPC類との共用や買替えの余力は相当制限されるハズだ。
情報家電分野以外に目を転じれば節電型エアコン、LED照明などで堅調さが見られるほか掃除機分野ではロボット型など新しい芽が育っているが、かといって情報家電の落ち込みをとてもカバーしきれない。
こんな時こそITなどを活用した高付加価値製品を生み出すことが重要だ。
もう従来の情報家電にあまり期待しない方がよい。



各党の政見放送に思う

2013年07月13日 | 日記
21日の参院選に向けて各党とも大わらわだ。
先日何気なくテレビの政見放送を見ていたのだがいろいろ感じるところがあって面白い。
政見放送というからには党首自らが登場するかと思いきや立候補者が党を代表して政見を述べる政党もあった。
あれはたしか大乱戦選挙区・東京の立候補者だと思うが全国とも同一内容なのだろうか。
維新の会は両共同代表が向き合って対話形式で政見を披歴するというものだった。
両代表が東阪首長経験者であることを全面に出し呼吸ピッタリの体だったが最後の握手はどことなくぎこちなく見えたのは気のせいか。
自民党は首相と小泉青年局長のツーショットでシナリオ通りの演出だがそれにしてもいかにもヤラセっぽい。
どうせ大勝なのだからもう少しリラックスし進次郎氏ももっと突っ込んだらどうかと思ったが政見放送とあればなかなかそうはいかないか・・・(笑)。
ところでインターネット解禁の影響は誰にどう利するのだろうか、こちらもいささか気になるところだ。

上高地の魅力に思う(その2)

2013年07月12日 | 日記
昨日に引き続き上高地ネタで恐縮だが・・・(笑)。
上高地では冷涼な気候と美しい自然環境以外に野生動物との共生が印象に残った。
アスファルト道路上でも家族連れのサルたちを多く見かけたが手の届きそうな所を通り過ぎるのはちょっとしたスリルである。
「エサを与えてはいけない」と事前に知らされていたがお互い知らんふりが共生ルールなのである。
上高地には田畑はないので農作物被害もない。
野生の動植物だけでバランスが取れていればまさに理想である。
野生といえばホタル観賞を楽しんだのも本当に久し振りである。
宿のオヤジによれば今年は少なめだという話だったがとても都会では味わえない体験である。
自然には癒される要素が多い。
今日の一枚
上高地で今お勧めしたいスポットは河童橋にほど近い岳沢湿原だ。
時間がゆっくり過ぎていく・・・。