グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

上高地の魅力に思う

2013年07月11日 | 日記
先日急に思い立って長野県・上高地を訪れた。
上高地を訪れるのは何十年振りのことか、思い出といえば釜トンネルの狭さぐらいで大正池の光景すらおぼろげだったが今回の旅行でもう一度おさらいをしてみようという訳である。
さて、下界はうだるほどの猛暑だったようだが上高地は別世界だった。
早朝宿側のご案内で田代池まで散策を楽しんだのだが半袖で出かけたことを後悔するほどだった。
あの冷涼な気候こそ上高地の最大の魅力だろう。
もう一つ、3日間歩き回ったのだがその間道端にゴミ一つ、吸い殻一本すら見当たらなかった。
観光客への啓蒙活動にも尽力しているというがあれほどのクリーンな環境維持は驚きものだ。
ところで今回の滞在での新たな発見は「岳沢湿原」の素晴らしさである。
河童橋から十分ほど入っただけで本当に静かで心に残る光景が広がる。
いやー、日本は本当に素晴らしい、景色も環境維持努力も観光客マナーも・・・。

コーヒーの効用に思う

2013年07月08日 | 日記
いまコーヒーの消費量が世界的に伸びているようだ。
国内ではどこのコンビニでも淹れたてのコーヒーを準備しているようだし海外でもコーヒー飲用習慣のなかった国でコーヒーショップ展開が進んでいる。
こんな状況が続けばいつか原料のコーヒー豆が枯渇するのではないかと心配するほどである。
ところでこんなコーヒーに多くの病に対する予防効果が認められるとのことである。
がんや糖尿病、パーキンソン病まで・・・。
その昔エチオピアでコーヒー豆を食した野生のヤギが踊るように飛び跳ねているのを見た原住民が試したのがコーヒー飲用の起源だという。
以来カフェインをはじめ様々な効用が噂されてきたがまさかこれほど多くの病気について予防効果が考えられるとは・・・。
かっては大量摂取による弊害さえ喧伝されていたのだがまさに大変身だ。
コーヒー好きにとっては願ったり叶ったりだが一日2杯以上は飲まないように心がけている。
何事も「過ぎたりは及ばざるが如し」だろうから。

民主党の分裂選挙に思う

2013年07月07日 | 日記
昨日の日経新聞1面見出しは「参院選序盤情勢」だったが序盤情勢とはいえもう終盤戦の気配すら感じる。
下馬評通り自民党は圧勝見込みでねじれ解消の公算大だが無残なのは前政権政党であった民主党である。
さすがに議席数半減の追い討ちでは仮に将来政権奪回があったとしても時期は当分先だろう。
それにしても定員5人の東京選挙区はどうなるのだろう。
現有2議席は無理と見て公認候補を一人に絞ったまではよかったがあぶれた候補は無所属で出馬、事実上の分裂選挙となっている。
さらに菅元首相があぶれた無所属候補の方を応援するとあって党執行部は困惑を隠せない。
共倒れの危険すらあるのだ。
党利党略どころか党内抗争と個利個略に明け暮れる政党の行方は推して知るべしだ。
民主党は一体いつになったら出直すつもりなのか。

マスメディアの行き過ぎた詮索に思う

2013年07月06日 | 日記
フィギュアスケート安藤美姫選手の出産を巡り「父親が誰か」を詮索するメディアの動きにウンザリしている。
ファンの中にそれを知りたい気持ちがあることは分らないでもないが選手本人が「そっとしていてほしい」の望んでいるのであればそれを尊重するのが人の道だろう。
昨日あるワイドショーを見ていたらコメンテーターを務めるお笑いタレントが「父親を明らかにした方がファンも安心して応援できるかも」と言っていたが本当にそうだろうか、甚だ疑問だ。
いくら有名人とはいえ本人が望むプライバシーは守られるべきだと思う。
週刊文春がメルマガ読者向けに行っていたアンケート「安藤選手の出産を支持しますか?」が急遽中止になったとのことだがこれだって当然だろう。
とかくマスメディアの取材姿勢は暴走しがちだ。
マスメディアは今回のケースを行き過ぎたプライバシー詮索自粛の機会にしたらいい。

参院選の選挙戦突入に思う

2013年07月05日 | 日記
いよいよ参院選が選挙モードに突入である。
最初にイベントが例の記者クラブに於ける党首討論会だったが一人安倍首相の余裕だけが目立った。
党首間での質疑はどうしても安倍首相VS.誰々の構図になってしまうのは止むを得ないが首相は終始悠然の体だった。
FBでのややエキサイトした行為を記者側から指摘された時も過不足のない受け答えだった。
以前話題になった改憲発議要件の見直しも当分の間封印するのかもしれない。
問題は民主党だ。
数値目標を提示しない選挙公約について問われると「今回は政権を取りに行く選挙ではない」とかわしたが次回の衆院選まで待つのであればとても衆院選勝利は望めないと思う。
次の衆院選に勝つために今回の参院選で何らかの結果を残さなくてはならないのだ。
結局のところ民主党には大した反省もなければ出直し体制もできていないように見えるが何か秘策を準備しているのだろうか。

「週刊誌」考現学

2013年07月04日 | 日記
先日旧友と雑談していた際ふと若かりし頃親しんだ「平凡パンチ」という若者向けの週刊誌を思い出した。
かの週刊誌が発刊された時は本当に衝撃的だった。
ファッション、恋愛、レジャー、・・・あらゆる若者文化がかの雑誌により形成されていったのだ。
もし教科書類をあれほど貪るように読んでいたらきっと今とは違った生活を送っていたのではないかと思うほどである(笑)。
ただあれだけの一大ブームを作った風雲誌もいつか輝きを失い、そして廃刊されてしまった。
さて翻って時は今、通勤電車の中で週刊誌を読んでいる光景はほとんど見られない。
そう、スマホ・ガラ携がとって変わってしまったのだ。
昨日も大手出版社2社が新刊書籍の原則電子化を発表していた。
印刷週刊誌はもうその役割を終えてしまったのだろうか。
「栄枯盛衰は世の倣い」とはいえちょっと寂しい・・・。
「平凡パンチ」の表紙を飾った大橋歩のイラストレーションを懐かしく思うこの頃である。



エスカレータ、所変われば・・・

2013年07月03日 | 日記
いまエスカレータの利用方法である変化が起きている。
エスカレータでは歩かずかつ片側は空けるというものだ。
状況によってはエスカレータに乗る際待ち行列ができることがあるが利用者の安全のためだ、この際多少の待ち時間は我慢しよう。
ところで空けるべき片側とは右側?左側?
筆者はかって米国でのエスカレータ利用の際つい普段の癖で左側に突っ立ったまま降り場まで乗っていたことがあったが実は彼の地では左側は(急ぐ人々のために)空けるのがルールだった。
降りてから初めて気がついたのだがとんだマナー違反に申し訳ないやら、恥ずかしいやら。
ところがこれはごく最近知ったのだが日本でも東日本と西日本でルールが違うそうだ。
東日本の鉄道では自動車道と同様に「Keep Left」だが西日本の鉄道では何と左側を空けるとか。
まさに狭い日本でも「所変われば・・・」である。
私のようなうっかりものが恥をかかないためにも早いうちに統一した方がいいと思う。


ナポリタン讃歌

2013年07月02日 | 日記
ここ2、3年スパゲッティ・ナポリタンの虜になっている。
昔はさほど感じなかったのだがある日横浜・野毛にある洋食店センターグリルで食してからというものどういう訳かナポリタンが無性に恋しくなることがありその後同店やそれ以外のいろんな店でナポリタンを楽しんでいる。
ところで今ナポリタンが一大ブームだそうだ(先般当ブログで紹介した日経MJ上半期ヒット商品番付でもたしか前頭何枚目かに入っていたと記憶しているが)。
洋食レストランはいうに及ばず別業態の飲食店例えば中華料理店、ラーメン店などでも独自のナポリタンを提供する店が出てきていると聞く。
大手ハンバーガー・チェーンでナポリタンをアレンジしたメニューを開発したところもある。
ナポリタンはもともと横浜(ホテル・ニューグランドの「カフェ」)で誕生したという。
そのナポリタンが全国でバリエーションを広げていることはナポリタン・ファンの一人として喜ばしい限りである。
ナポリタン万歳! ナポリタンよ、永遠なれ!

横須賀市長選結果に思う

2013年07月01日 | 日記
昨日我が街横須賀で市長選があった。
徒手空拳37歳の現職市長と人気絶大なる小泉進次郎氏が選対本部長を務める副市長経験者の一騎打ちだったが結果は予想していた以上の差で現職市長が二選を果たした。
メディアは「小泉進次郎敗北」などとあたかも本人が出馬したような書きっぷりだが確かに彼が初めて味わった挫折かもしれない。
自民党は東京都知事選でも全員当選、近く行われる参院選でも死角なしの勢いだがハコモノ行政からの脱却を標榜する現職市長の前に一敗地にまみれた。
自民党にとって今回の負け戦は慢心を戒めるいいクスリかもしれない。