ひとりごと

無茶苦茶な労働条件突きつけられた。

会社を辞めた。

その日にバレンタインでチョコを送ったからと母から電話があった。

会社を辞めたことは言えなかった。

もともと月給は安かったから、「生活は大丈夫なの」と聞かれた。

「大丈夫、心配しないで」と答えた。

宅急便センターで荷物を受け取った。

箱を開けたらチョコレートと現金が入っていた。

泣いた。



いつになったら、一人前になって母に心配かけずに生活できるようになるんだろう。

情けない。