最後だとわかっていたなら

『最後だとわかっていたなら』

Norma Cornett Marek （1940 - 2004） （訳：佐川　睦 ）

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは　もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは　あなたを抱きしめて　キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて　抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは　その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても　わかってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは　伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは　今日
どんなにあなたを愛しているか　伝えたい

そして　わたしたちは　忘れないようにしたい

若い人にも　年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや　抱擁や　キスをするための
ほんのちょっとの時間を　どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして　してあげられなかったのかと

だから　今日
あなたの大切な人たちを　しっかりと抱きしめよう
そして　その人を愛していること
いつでも　いつまでも大切な存在だということを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう
そうすれば　もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから

◆ノーマ・コーネット・マレックは、アメリカ・ケンタッキー州出身の詩人。
1989年に１０歳で亡くなった息子サムエルに捧げた詩「最後だとわかっていたなら（Tomorrow Never Comes)」を発表。
9.11同時テロの後に、彼女の詩がアメリカでチェーンメールなどによって広まり、広く知られるようになる。２００１年頃からはインターネットによる作品発表を続け、６４歳（２００４年）のときに末期がんにより永眠。



Tomorrow Never Comes

Norma Cornett Marek(1940 - 2004)

If I knew it would be the last time that I'd see you fall asleep,
I would tuck you in more tightly, and pray the Lord your soul to keep.
If I knew it would be the last time that I'd see you walk out the door,
I would give you a hug and kiss, and call you back for just one more.

If I knew it would be the last time I'd hear your voice lifted up in praise,
I would tape each word and action,　and play them back throughout my days.
If I knew it would be the last time, I would spare an extra minute or two,
To stop and say “I love you,”instead of assuming you know I do.

So just in case tomorrow never comes, and today is all I get,
I'd like to say how much I love you, and I hope we never will forget.
Tomorrow is not promised to anyone, young or old alike,
And today may be the last chance you get to hold your loved one tight.

So if you're waiting for tomorrow, why not do it today?
For if tomorrow never comes, you'll surely regret the day
That you didn't take that extra time for a smile, a hug, or a kiss,
And you were too busy to grant someone, what turned out to be their one last wish.

So hold your loved ones close today and whisper in their ear
That you love them very much, and you'll always hold them dear.
Take time to say "I'm sorry,"... "Please forgive me,"... "thank you" or "it's okay".
And if tomorrow never comes, you'll have no regrets about today.

こんなとき。

事故だけには気をつけなきゃと思う。
娘、お客様、自分。
いつもより慎重に。
ボーッとしてしまわないように。

冷戦中。

朝、旦那は娘にはいつものように接してましたが、
昨日に引き続き私には冷たい返事なので、
娘は何か察したようにパパに遠慮気味。
朝のご飯はパパの役割なのだけれど、
途中伺うような目でこちらを見たり。
いつものイヤイヤがなりをひそめ、
いつもは大きな声が今日はトーンダウン。
そんな娘を見て、
こちらからまた謝るしかないかな…と一瞬頭をよぎりましたが、
今回ばかりは、そういう気持ちになれず。

保育園に着いたとき、娘に謝りました。
パパとママ仲良くできなくてごめんね。
なんか変だなって思ってるよね。
でも、パパもママも娘ちゃんのこと大好きだからね。
心配しなくて大丈夫だからね。
どこまで伝わったかわからないけれど。
娘は黙って聞いてました。
大好き、のところで、笑ってくれました。

どんな感情も、遠慮なく表出できるのは、
相手に100%安心感があるときだけなのだと、
娘を見て思い知らされました。

しかし、今回は本当に私の気持ちもおさまらない。
向こうもそうなんだろうけれど。
そして、夫婦間の会話がなくても、
生活する上では支障ない、ということもわかってしまった。
娘のことは娘を通して伝えられるし。
中耳炎のこととかは、LINEしてますが未読のまま。
そういうところも私の気持ちに火に油です。
私のことはガン無視で結構だけど、
娘のことぐらいはちゃんとわかっといてよ、って。
２回無視されたので、
もう伝えるのもやめようと思いました。
悪い方向に向かっているのはわかっているけど…
私だってたまには折れなくたっていいじゃないと思ってしまいます。
そして、もはや話し合いを持ちかけるエネルギーが残ってません。

今週土曜はお義姉さんの誕生会だというのに…
どうなるやら。
気が重い。

吐き出し

明日は受診のために早退することに。

あー、１日仕事を経ても、
気持ちにあまり変化はないな。

まずは、ケアマネ。
手に職つけて、
１人で生きていける力をつけて、
もし新しい選択をするなら、それから。
そんなことを、冗談とも本気ともつかないところでぼんやり考えてみたり。

本気で別れたいわけではない。
でも、このまま今が変わらないと思うと息苦しくなるから、
いざとなったら別れればいいと思うことが、
心を少し軽くするだけのことだ。

少しでも、わかってほしいだけ。
わかろうとしてほしいだけ。
もう少し、協力してほしいだけ。
もう少し、気遣いがほしいだけ。

娘を寝かしつけているときはテレビの音を小さくするとか。
スマホばっかりいじってないで遊んであげてとか。
こっちは家事ばかりで本のひとつも読んであげたいのを我慢してるのにとか。
たまには爪のひとつも切ってあげてとか。
そろそろお休みの日に一緒にお風呂に入ってみようかとか。

難しいことは実際にはできなくてもいい。
ただ、やろうとする姿勢がほしいだけ。

ひとつひとうは、小さなことだ。
でも、小さなヒビはいつか繋がって、
大きな亀裂になる。

もちろん、
娘には父親が必要だと思う。
娘もパパのことが大好きだ。
世の中には、子供のために別れずにいる夫婦なんて星の数ほどいるだろうけれど、
昔ほど、それが悪いことだとは思わない。
仮面夫婦でも、子どもの前では仲良くして、
それで子どもが幸せでいられるなら、
それもひとつの親としての役割だと思う。
それに、徹しようと日々奮闘してきたけれど、
寝不足だったり、体調不良だったり、
今日みたいなジレンマだったり、
そんなことが重なると、我慢も限界にくる。
ちょっとした一言が、許せない。

娘が生まれるまでは、
何か衝突した時に、
不満を抱えたまま、
怒ることに疲れて最後は諦めて謝ってきた。
もちろん、私にも悪いところはあるし。
向こうからしたら、何でそんなことで怒るのってなもんなんだろうし。
でも今は、そういう気にもならない。
ここには綴っていないけれど、
娘を授かってから、今に至るまで、
心に引っかかっている色々なほころび。
それらに関しては、譲れない。忘れない。
そういうのが、積み重なって今に至るので。
うわべだけ謝ったり折れたりすり寄ったりすることは、もうしません。
徹底抗戦の構えです。

って、向こうはそれほどのこととは思っていないだろうけれど。
その温度差にまた、嫌気がさすのです。

ぐちゃぐちゃとすみません。

感謝、しなくてはいけないのは、わかっていても…

難しいですね、夫婦って。

怒りのスイッチ、こわれてしまえばいいのに。

何のために

昨日起きたら、娘の鼻にガビガビの青っ洟が…。
触ると熱い。
測ると39度…。
朝寝の後37度台まで下がったけれど。

診断は風邪と軽い中耳炎。
もちろん保育園はお休み。
明日の再受診を指示されています。

今朝起きると37度。
鼻水と咳は相変わらずで。
本当は今日もお休みさせたかった。
でも、熱が下がって、活気もあるから、登園させた。
正直、37.5度あればお休みできるのにと思う。

いつも会社と板挟み。
熱が下がらないと嘘をつくことも、考えた。
でも、後ろめたい。
まだ症状が落ち着かないからと、
会社に正直に話せば、もちろん休んでいいよと快く言ってくれるのはわかっている。
でも、休んでばかりもいられない。
私が休んでも仕事は減らず、フロアはバタつき、今週は月末業務もある。
スタッフさんの愚痴が、表向きはそうでなくても、私に向けられていると感じることもある。

正直、何で私だけ毎回会社に頭下げて働かなくてはならないのだろうと思ってしまう。
でも、こんな思い、わかってくれる人は身近にいないから吐き出せない。
上司もいっぱいいっぱいなのがわかっているから、相談もできない。
息苦しくて仕方ない。
いつまでも続くわけではないし、
そんな中で働かせて貰っていること自体にはもちろん感謝していて。
でも、病み上がりの娘を預けてまで働かなくてはいけないのって何でだろうと思う。
何のために。
微熱があって、青っ洟が出ていて、痰がらみの咳があって、
預ける時に大泣きする娘を置いて会社へ行く意味。
じゃあ休ませればいいと世間は言うだろうけれど。
毎回しっかり休ませていたら、仕事にならない。

そんなジレンマの中、時間に追われながらバタバタしていて、
主人の何気ない一言にカチンときて、
私の返事に主人もカチンときて、
険悪なムードの朝。

もう、娘と２人だけになって、仕事も辞めて、
実家に帰りたい。
その方が、気が楽だとまで思う、今。
頼れる人がもともといない方が、ストレスがすくないんじゃないかと思う。

とにかく息苦しい。

朝からすみません。