Haste not, Rest not

二度と返ってこない今の自分の気持ちを積み重ねる部屋。

メトロ・フィルム / 秦基博

2012-07-11 20:11:12 | 詞備忘録

こないだの雨で白い靴は汚れた

携帯の充電は切れそうで切れない

近頃 夜中 テレビばかり観てる

彼女にはもう ずいぶんと会っていない



そろそろ髪を切りにいかなきゃな

仕事はうまくこなしてると思う

子どもの頃からすぐ迷子になるよ

今だって迷ってばかりいるよ



電車は長い東京の地下をくぐり抜け 川沿いの景色が顔を見せる

夕映えに燃える景色があらわれるんだ




イヤホンの中の音楽は とうに途切れてしまったのに

それに気付かないくらい 僕の中の僕と話した

ほんの少しの勇気とやさしさが あの日あったなら

そんな言い訳を何万回も繰り返す 今日も


遠くでともる あれは窓明かり

飛行機雲は どこまでも続いてく

そういえば しばらく実家にも帰れてない

元気かどうか 時々心配になるんだ



それぞれ胸の寂しさの中をくぐり抜け ぼくもまた小さな改札を出る

ふいに再生ボタンを押してみるんだ



イヤホンの中の音楽で いつもの街が変わっていく

通い慣れてる道も フィルム映画の様に映った

あの日よりは勇気とやさしさを 持ててるのかな

背中を押すようにピアノはフレーズを繰り返す 帰ろう


*********


心情も情景もドンピシャすぎる。

最近特にエンドレスリピート。

帰ろう、のあとのメロディが沁みる。







よくわからない

2012-07-10 12:36:17 | 人生

はきだめ。























何のために生きているのだろうと思う。

何のためにこうしているのだろう。

仕事の時は仕事のことで頭がいっぱいで、

お休みには今抱えているやっかいごとをひとつひとつやっつけて、

その他のときはひたすら楽しいことだけ追求して、

生きる意味とか目的とか考えるのはやめにして、

日々だけがただただ過ぎていって、

いつか病気か事故か殺されるかなんかで死ぬのを待っているだけな感じだ。

そういう生き方で自分を納得させたつもりだったけれど、

最近よくむなしくなる。

そういう生き方自体、無責任なような気持ちになる。

けれど、

すべてを捨てて違う人生を生きる勇気も、

世の中を変えたいと行動を起こす元気もない。

どうせいつか死ぬんだ。

遠い未来には地球すらなくなってしまう。

よくわからない、何のためにこうしているのか。

自分も、周りも。

一体何をしているのだろう。

すべて茶番のようだ。