===途中入場===
ひびきわたる…「キセル漫談」
林家錦平…『権助提灯』
三遊亭歌之介…「漫談?」
柳家小菊…「粋曲」
金原亭伯楽…『あくび指南』
《お仲入り》
林家種平…『ぼやき酒屋』
(林家いっ平休演)
花島世津子…「奇術」
林家しん平…『桃太郎侍』
桂文楽…『看板のピン』
すず風にゃん子・金魚…「漫才」
林家正蔵…『読書の時間(前)』
三増紋之助…「江戸曲独楽」
林家鉄平…『高砂や』
昼間、末広亭に電話をかけて新山真理さんの休演を確認。
約3年ぶりに落語協会の芝居を見に行くことにしました。
別に芸協に飽きたとかじゃなく、たまには他の定席も見てみようかと、ふと思い立ったまでです。
途中入場すると高座は林家たい平師匠が下りる所でした。
ひびきわたるさん、この方も息の長い芸人さんですね。
いろんな種類のキセルを取り出し、楽しい音を聞かせてくれました。
錦平師匠はよどみのない語り口で、聴きやすいのが印象的でした。
歌之介師匠は人間の体についてのあれこれ。
口が鼻に文句を言ったり、肛門がぼやいたり・・・。
小菊さんは「夏はうれしや~三竦み~さのさ~やぐら太鼓」
なかなか艶っぽい方です。
伯楽師匠は私のイメージでは今でも「桂太さん」です。
「あくび指南」という私の苦手なネタで、ちょっと眠くなっちゃいました。
お仲入り後は種平師匠。
くだらないダジャレの連発が私にはツボでした
頼んだ焼酎のお湯割りが熱くて、
『あちち…は高尾でありんす』『あちち桃山時代』
こういうの大好きです
世津子先生のマジック。田原町の駅で拾ったという日経をビリビリに破いて広げたら、スポニチに変わってました
普通は同じ新聞になるのに・・・
私が高校時代、鈴本の早朝寄席まで追っかけたしん平師匠。
四半世紀ぶりに高座を拝見しましたが、面白さは不変です。
桃太郎侍から水戸黄門へ。爆笑の連続でした。
文楽師匠も私のイメージはいまだに“ぺヤング”。
「顔は四角でも、味はまろやか」という小益時代を思い出してしまいました。
夢丸師匠は親分という設定でやる「看板のピン」ですが、文楽師匠はご隠居。
このような賭場を舞台にした噺は、親分という方が“ピン”ときますな!
にゃん子・金魚のお2人、楽屋では「金魚先生」と『にゃん子先生』と呼ばれているのでしょうか?(「いなかっぺ大将」か???)
“美人は3日で飽きるが、ブスは3日で慣れる”とは昔から言われますが、私は10分で慣れました
正蔵師匠は3年前のこぶ平時代に「悋気の独楽」を聴いたことがありますが、それ以来。
噺の中で「世間体があるでしょ」という言葉があり、思わず
『オマエが言うな』
と思いましたが、その後の授業風景で
『エビナ君、税金はちゃんと払うように』
って・・・
正蔵師匠はあくまでもギャグにしたいのかなぁ…。
これを言えばウケる反面、反省していないとも捉えられそうで、いわば『諸刃の剣』じゃないでしょうかね!?
元気良く登場した紋之助さん。
掛け声が少々耳障りですが、『真剣刃渡り』の時の目は真剣そのもの。
やなぎ南玉先生の静かな芸風とは対極の、明るい芸でした。
トリは鉄平師匠。誰かに似ているなと思って考えたら、“ミスタータイガース”の掛布雅之氏にソックリ。違うのは鉄平師匠の方が髪の毛が多いことでしょう。
ご本人も掛布氏に似ている事は話してました。
本題は『高砂や』でしたが、謡を習う所は伯楽師匠の「あくび指南」に通じることもあり、ネタの選択としてはどんなもんでしょう?
今席はこん平一門が多かったので一概には言えませんが、またしばらくしたら見てみたいとは思ったものの、やはり私としては芸協の方がいいかなぁと感じました
ひびきわたる…「キセル漫談」
林家錦平…『権助提灯』
三遊亭歌之介…「漫談?」
柳家小菊…「粋曲」
金原亭伯楽…『あくび指南』
《お仲入り》
林家種平…『ぼやき酒屋』
(林家いっ平休演)
花島世津子…「奇術」
林家しん平…『桃太郎侍』
桂文楽…『看板のピン』
すず風にゃん子・金魚…「漫才」
林家正蔵…『読書の時間(前)』
三増紋之助…「江戸曲独楽」
林家鉄平…『高砂や』
昼間、末広亭に電話をかけて新山真理さんの休演を確認。
約3年ぶりに落語協会の芝居を見に行くことにしました。
別に芸協に飽きたとかじゃなく、たまには他の定席も見てみようかと、ふと思い立ったまでです。
途中入場すると高座は林家たい平師匠が下りる所でした。
ひびきわたるさん、この方も息の長い芸人さんですね。
いろんな種類のキセルを取り出し、楽しい音を聞かせてくれました。
錦平師匠はよどみのない語り口で、聴きやすいのが印象的でした。
歌之介師匠は人間の体についてのあれこれ。
口が鼻に文句を言ったり、肛門がぼやいたり・・・。
小菊さんは「夏はうれしや~三竦み~さのさ~やぐら太鼓」
なかなか艶っぽい方です。
伯楽師匠は私のイメージでは今でも「桂太さん」です。
「あくび指南」という私の苦手なネタで、ちょっと眠くなっちゃいました。
お仲入り後は種平師匠。
くだらないダジャレの連発が私にはツボでした
頼んだ焼酎のお湯割りが熱くて、
『あちち…は高尾でありんす』『あちち桃山時代』
こういうの大好きです
世津子先生のマジック。田原町の駅で拾ったという日経をビリビリに破いて広げたら、スポニチに変わってました
普通は同じ新聞になるのに・・・
私が高校時代、鈴本の早朝寄席まで追っかけたしん平師匠。
四半世紀ぶりに高座を拝見しましたが、面白さは不変です。
桃太郎侍から水戸黄門へ。爆笑の連続でした。
文楽師匠も私のイメージはいまだに“ぺヤング”。
「顔は四角でも、味はまろやか」という小益時代を思い出してしまいました。
夢丸師匠は親分という設定でやる「看板のピン」ですが、文楽師匠はご隠居。
このような賭場を舞台にした噺は、親分という方が“ピン”ときますな!
にゃん子・金魚のお2人、楽屋では「金魚先生」と『にゃん子先生』と呼ばれているのでしょうか?(「いなかっぺ大将」か???)
“美人は3日で飽きるが、ブスは3日で慣れる”とは昔から言われますが、私は10分で慣れました
正蔵師匠は3年前のこぶ平時代に「悋気の独楽」を聴いたことがありますが、それ以来。
噺の中で「世間体があるでしょ」という言葉があり、思わず
『オマエが言うな』
と思いましたが、その後の授業風景で
『エビナ君、税金はちゃんと払うように』
って・・・
正蔵師匠はあくまでもギャグにしたいのかなぁ…。
これを言えばウケる反面、反省していないとも捉えられそうで、いわば『諸刃の剣』じゃないでしょうかね!?
元気良く登場した紋之助さん。
掛け声が少々耳障りですが、『真剣刃渡り』の時の目は真剣そのもの。
やなぎ南玉先生の静かな芸風とは対極の、明るい芸でした。
トリは鉄平師匠。誰かに似ているなと思って考えたら、“ミスタータイガース”の掛布雅之氏にソックリ。違うのは鉄平師匠の方が髪の毛が多いことでしょう。
ご本人も掛布氏に似ている事は話してました。
本題は『高砂や』でしたが、謡を習う所は伯楽師匠の「あくび指南」に通じることもあり、ネタの選択としてはどんなもんでしょう?
今席はこん平一門が多かったので一概には言えませんが、またしばらくしたら見てみたいとは思ったものの、やはり私としては芸協の方がいいかなぁと感じました