神田蘭…『五郎正宗孝子伝』
神田阿久鯉…『幡随院長兵衛 芝居の喧嘩』
神田山吹…『西遊記 悟空・八戒の出会い』
神田鯉風…『勇女甲斐姫』
神田紅…『夏目漱石』
《お仲入り》
神田きらり…『村井長庵 久八の生立ち(下)』
神田松鯉…『村井長庵 小夜衣千太郎(一)なれそめ』
仕事を終えて新宿へ。職場から歩いても行けるけど、大江戸線を使えば着替えてから30分もかからない便利なホールです。
受付はきらりさんだったので、ちょっとだけお話をして会場へ入りました。
深夜寄席、ひとり会、浅草と最近は何かときらりさんに会えて嬉しい!
蘭さんは前座が1人のため昼の部から新宿永谷ホールに留まりっ放しだとか。
「五郎正宗」はいつもジックリ聴き入ってしまいます。
阿久鯉さんの「幡随院長兵衛」は浅草の芝居小屋を舞台にした読み物で、こちらも最初から最後まで聴き入ってしまいました。楽しい読み物です。
山吹先生は今なにかと話題の「西遊記」。講談でこういう読み物も珍しく、悟空と八戒の出会いを面白く読み聴かせていただきました。
初見の鯉風先生。松鯉先生の一番弟子だそうですが、読み方は講談調。
鯉風先生が作った甲斐姫の奮戦記ですが、私は内容よりもハンパない汗の掻き方が気になってしまいました。
紅先生は生誕140年を記念して「夏目漱石」。
夏目家が「菊に井桁」の紋で、そこから「喜久井町」という町名ができたそうです。
漱石の長兄と樋口一葉との間に縁談話があり、もしこれが実現していれば一家から紙幣の肖像が2人出ていた、などタメになる話が満載でした!
この読み物、機会があればまたタップリと聴きたいものです。
お仲入り後はお待ちかねのきらりさん!
久八が伊勢屋に奉公した18年を語ったものですが、この伊勢屋の主人というのが落語の『化け物使い』に出てくるような男。
よくこんな主人に18年も仕えたものだと感心してしまいました。
今回は「村井長庵」の非道な場面が出てこなかったので、気楽に聴く事ができた一席でした。
松鯉先生は車読みで「村井長庵」の6席目。
久八が寄合いに顔を出し、騙されて吉原に行くという内容。
まるで落語の『明烏』のようです。
きらりさんの場面は『化け物使い』や『味噌蔵』、松鯉先生が『明烏』となれば、落語ファンなら絶対に熱心に聴き入るハズで、こういう読み物に出会えるのも講談ならではの楽しさと言えるでしょう。
今回の「村井長庵」を聴いて、ますます今後の展開が楽しみなような、恐ろしいような・・・。
神田阿久鯉…『幡随院長兵衛 芝居の喧嘩』
神田山吹…『西遊記 悟空・八戒の出会い』
神田鯉風…『勇女甲斐姫』
神田紅…『夏目漱石』
《お仲入り》
神田きらり…『村井長庵 久八の生立ち(下)』
神田松鯉…『村井長庵 小夜衣千太郎(一)なれそめ』
仕事を終えて新宿へ。職場から歩いても行けるけど、大江戸線を使えば着替えてから30分もかからない便利なホールです。
受付はきらりさんだったので、ちょっとだけお話をして会場へ入りました。
深夜寄席、ひとり会、浅草と最近は何かときらりさんに会えて嬉しい!
蘭さんは前座が1人のため昼の部から新宿永谷ホールに留まりっ放しだとか。
「五郎正宗」はいつもジックリ聴き入ってしまいます。
阿久鯉さんの「幡随院長兵衛」は浅草の芝居小屋を舞台にした読み物で、こちらも最初から最後まで聴き入ってしまいました。楽しい読み物です。
山吹先生は今なにかと話題の「西遊記」。講談でこういう読み物も珍しく、悟空と八戒の出会いを面白く読み聴かせていただきました。
初見の鯉風先生。松鯉先生の一番弟子だそうですが、読み方は講談調。
鯉風先生が作った甲斐姫の奮戦記ですが、私は内容よりもハンパない汗の掻き方が気になってしまいました。
紅先生は生誕140年を記念して「夏目漱石」。
夏目家が「菊に井桁」の紋で、そこから「喜久井町」という町名ができたそうです。
漱石の長兄と樋口一葉との間に縁談話があり、もしこれが実現していれば一家から紙幣の肖像が2人出ていた、などタメになる話が満載でした!
この読み物、機会があればまたタップリと聴きたいものです。
お仲入り後はお待ちかねのきらりさん!
久八が伊勢屋に奉公した18年を語ったものですが、この伊勢屋の主人というのが落語の『化け物使い』に出てくるような男。
よくこんな主人に18年も仕えたものだと感心してしまいました。
今回は「村井長庵」の非道な場面が出てこなかったので、気楽に聴く事ができた一席でした。
松鯉先生は車読みで「村井長庵」の6席目。
久八が寄合いに顔を出し、騙されて吉原に行くという内容。
まるで落語の『明烏』のようです。
きらりさんの場面は『化け物使い』や『味噌蔵』、松鯉先生が『明烏』となれば、落語ファンなら絶対に熱心に聴き入るハズで、こういう読み物に出会えるのも講談ならではの楽しさと言えるでしょう。
今回の「村井長庵」を聴いて、ますます今後の展開が楽しみなような、恐ろしいような・・・。