演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

07/07/25 第10回 八王子若手演芸会

2007-07-25 | その他演芸・芸能
田辺一凜…『曽呂利新左衛門 お耳ペロペロ』

新山真理…「巨人軍納会」

一龍斎貞山…『義士銘々伝 神崎與五郎 仮名書の侘び証文』


本日は日本橋亭で「二水会」があり、小南治師匠の『不動坊』が魅力だったのですが、八王子で新山真理さんが出演する演芸会(貞山先生の八王子後援会主催)があると聞き出演者を調べると、若手女流講談の『田辺一凜』さんと『一龍斎貞山』先生!
特に貞山先生は同じ大学の同じ学科の大先輩なので、勇躍八王子に向かいました。

こじんまりとしたホールで始まった“八王子若手演芸会”の開口一番は田辺一凜さん。
秀吉に可愛がられ頓知頓才の利いた曽呂利新左衛門の読み物を、その名の通り“凛々しく”演じた一凜さん。
読み方は神田山吹先生にちょっと似ているかな?と感じましたが、キチッとした話しぶりは非常に好感が持てる人で、講談協会所属だけになかなか拝見する機会がありませんが、今後はスケジュールを見ながら一凜さんの高座に駆け付けたいと思います!

真理さんは着物での座り高座
楽屋ネタから納会ネタで、場内の笑いを誘発していました!

トリは貞山先生。初めて拝見しましたが、ちょっと近寄り難い雰囲気を持った先生です
こちらも初めて聴く内容ですが、聴いているうちに自然と引き込まれていくのが分かりました。
約30分の読み物もアッという間に時間が経ち、気付いたら大きな拍手を送っていたほどです

終演後は場所を移しての打ち上げ。
真理さんや一凜さん、そして何より大先輩の貞山先生を囲んでの打ち上げは緊張しましたが、そこは演芸好きの方々が集まる場所ですから、飲むほどに酔うほどに皆さんと楽しいお話をすることができ、瞬く間に時間が過ぎていきました