日本女子レスリング協会は、全コーチ陣に以下の通達を行った。
セクハラ、パワハラ、アルコールハラスメント、スメル(匂い)ハラスメントなど、各種ハラスメント防止のため、指導方法など、基準を設定した。
それによると、まず、大声で叱りつける事は厳禁とした。「馬鹿野郎」は、「お馬鹿様」、「この野郎」は、「これこれあなた様」である。「やれっ!」は、「おやりなさい」など、事細かに規定された。
直接指導は、特に注意が必要だ。まず寝技の指導は、コーチに防御服の着用を義務付けた。ちょうど宇宙服のようなものだ。顔にはマスクを付け、匂いには、特に配慮するようになった。
タックルの指導の際には胸元を見ないように視線には注意が必要だ。太ももへのタックルは、股間に当たらないようにせねばならない。選手に強固なサポーターの着用を要請したが断られた。
食事会場は男女別々にし、練習以外のミーティングでは、コーチ部屋からネット電話で行うことにした。合宿中は、宿泊先は別のホテルにし、女子選手の宿泊先は非公開とした。個別指導など決して行うことのないよう念を押され、特定の選手への指導はビデオ収録の上、協会に倫理検査を受けた後で選手に送った。
メダル獲得後の肩車は、股間の過度な刺激のないように注意が必要だ、ただし嬉しさの余りコーチを投げるのは良いとされた。コーチによるハグなど、祝福行為は事前に同意書を求めるようにした。同意書なしには、握手も禁止だ。試合合間のマッサージなど、今までコーチによる好意の行為も、好意であれ興味であれ、行為は禁止だ。??
選手の中には密接な指導を求める声も多くあったが、一部の過剰な意見により無視された。そもそも女子選手の指導に男子コーチで良いのか?という声もあった。練習中に股間の盛り上がりが気になる選手も多かった。それに向けてタックルし気絶させるツワモノも出てきた。
以上の結果、東京オリンピックはメダル無しに終わった。(涙)
妄想が止まりません。