京都には、戦国時代の三人の英雄、信長、秀吉、家康が、それぞれ神として祭られている。
信長は息子信忠と共に、北野船岡山の建勲神社に祭られている。
菩提寺である総見院のある大徳寺の南、西陣を見下ろす小高い岡ノ上にある。
秀吉は、ご存知「豊国神社」である。国立博物館横の方広寺と隣り合わせに立つ。国宝の唐門は元は伏見城か二条城から移されたもので、西本願寺か金地院を経てここにある。秀吉は死後直ぐに豊国大明神の勅許を受けるが、徳川の謀叛で秀頼が殺され大明神を剥奪された。明治維新まで豊国神社は放置された。
さて、その憎き家康は、ご存知大権現東照宮である。それが京都にもある。南禅寺塔頭、金地院内にある。金地院崇伝が、徳川家にゴマをする形で作った。??
その豊国神社では、18日の秀吉の命日には「例祭」そして本日19日には、薮内家による「献茶祭」が行われ神楽奉納も行われる。近所の「蓮華王院(三十三間堂)」や法成寺にも訪ねておきたい。