アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

435 あちゃこの京都観光日誌 新シリーズ「今からでも行ける京都歳時記」 ①重陽の節句(車折神社)

2018-09-06 08:12:44 | 日記

「重陽の節句」の画像検索結果

京都でも9月9日は「重陽の節句」に因んだ行事が多い。節句の行事は、3月3日のひな祭り、5月5日の子供の節句が有名だが、5節句を正式に書くと、1月7日が「七草の節句」3月3日は「桃の節句」5月5日は「端午の節句」という。そして7月7日が「七夕祭り」(乞功奠)で前回書いた。

重陽とは、数字の陰陽で奇数が陽の数字、その奇数の最も大きい「極みの数字」なのでそれが重なる「重陽」は極めて善悪の影響が強いとされた。「忌み嫌う」お祭りから現在は「吉兆を願う」お祭りに転じている。

「重陽の節句車折...」の画像検索結果菊尽くしのお祭り

古来より、「菊の節句」とも言われ、菊に浸した酒や水を飲むと長寿を得られると言われ、伝説の「菊慈童」はその事で不老不死であったと言われる。言うまでもなく「菊水鉾」の御神体である。その鋒町(四条通西洞院)には「菊水井」が今でも清水が湧き出ている。

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嵐山の車折神社では、当日菊酒が振舞われて「美容・美顔」に効果があると言う特別な「お守り」が授与される。車折神社は、祭神が平安時代初期の清原頼業で学業優秀な人だったので「約束を守る」神様とされている。

「重陽の節句車折...」の画像検索結果

有名になったのは、後嵯峨天皇の時代に社前で突然「牛車の車軸」が折れた。天皇は無邪気にもその車に「正一位」の位を与えた。その為、車折神社というようになった。摂社の芸能神社が芸道上達の御利益があるので、有名芸能人の寄付が絶えない。

 芸能人も神頼み


美容・美顔の「お守り」は、郵送でも申し込めるらしい。

それより、「台風と地震」除けを願おう。

 

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