今回は八ツ場ダムの話を。
八ツ場ダムは現段階では全予算約4000億円のうち、約3000億円が使われてしまっています。
残り1000億でダム本体工事を実施する事になるのでしょう。
そこで問題です。
このダムの建設中止は、「民意」ですか?
自民党政府時代に住民の猛反対を説き伏せてダム建設に同意させました。(建設自体は当時の民意ではありませんよね。)
この時点で住民とは「ダム建設に関係する保障も含めた契約」は成立しています。
ところが、民主党政権に変わったから「選挙公約」だからと住民の「民意」と言うより「契約」を無視して頭ごなしに「建設中止」を叩き付けたようなやり方。
住民の意思では無く、やはり「民主党の意思」ですね。
前原大臣、最近は誠意を見せてくれているようですし、小沢問題では一番まともな発言をしているのだから、もう少し「公約のごり押し」を見直したらどうですか?
中止するのなら、住民の生活補償は絶対必要ですよ(^_^;)
1000億より安く収まるのかな?
コメント
- まめ八 [2010年2月8日 21:00]
- こんばんわ。
この八ツ場ダムの問題は、民主党議員の多くが資本主義の基本である契約の概念というものを全く理解していないということを国民の前にさらけ出す結果となりましたね。
前政権が地元住民と交わした契約は、政権が変わろうとも基本的には引き継がなければならないのが契約の原理です。もしそうしなければ、数年間に渡るような国家プロジェクトを遂行しようとする際に、地権者や既得権益の所有者は安心して政府と契約が結べなくなり、結果として国家プロジェクト自体が遂行可能になってしまうからです。
こんな高校生でも知っているような事を平然とやってのけようとしている民主党にこれから3年間の日本の舵取りが出来るのでしょうか?
党員一人を救済するために、自らの政治理念、理想を簡単に捨ててしまう政党が、選挙前に掲げたマニフェストに拘るのもナンセンス極まりない話です。
こんな事ばかりしていると、次の参院選はもちろん、3年後の衆院選でも歴史的な大敗北を喫し、そして二度と再び政権を握る事が出来なくなってしまうことが、この党の人たちにはなぜ解らないのでしょうか? - EP82-SW20 [2010年2月8日 22:50]
まめ八さん、こんばんは。 連続コメントありがとうございますw
彼らは買い物すら自らした事が無いくらい、「ボンボン」であり「お譲ちゃん」なのでしょうかねぇ。
買い物の仕組みを理解できていれば、一方的に契約内容を変える事が「ルール違反」とわかりそうなものですが・・・・。
アメリカとの普天間問題についても同様ですよね。
地元住民の不満は100%解決できないにしても、少しでも良い方に、と言うことでアメリカと13年かけてキャンプシュワブという合意をしたわけですが、これまた契約を一方的に崩そうとしていますね。
自民の麻生内閣時代から感じていることですが、国民も「内閣の不信任決議」を出せるような権利を持ちたいですね。
今の民主党内閣は、十分「不信任」に値すると思います。
結論はもう出たも同然ですよ。
あなたのブログにコメント投稿されたものです。