気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

赤城山の廃線探訪

2010-08-13 22:34:10 | 廃線

赤城山に「廃線」がある事を、地元の皆さんでも若い人は知らないかも。
40年以上「鉄道」は無い地域ですから。

正式には「鉄道」でなく「索道」、つまり「ケーブルカー」です。

その名も「赤城登山鉄道」

場所は、赤城道路を登って大沼を湖岸沿いに東に向かった突き当りです。

その場所は、「赤城公園」の碑のある場所。

 

 

この写真は「赤城公園」の碑の位置から西側の大沼方向を見ています。

ケーブルカーの山頂駅の跡は、この写真の90゜左側に有ります。

といっても建物の8割方はログハウス風のレストランになっています。

 

その建物の東の端がこの写真です。

 

 

コンクリートに錆色

使われていない事がわかりますね。

 

正面に回ってみます。

 

 

この部分だけでは、ケーブルカーの駅の跡とはわからないかもしれませんね。

 

二つ前の写真にあった手すりの下を覗いてみます。

 

 

階段があります。

ケーブルカーの乗り場だった事がわかりますね。

この写真は上が先程の建物側になります。

 

その下にも線路跡が続いています。

この写真は上が麓側になります。

 

 

 

更に下に続いています。

 

 

麓の駅は霧の彼方です。

 

 

このケーブルカー、「鉄道廃線跡を歩く」第一巻で紹介されていました。 → 過去ログ


実は、30年以上前の幼い頃、親に連れられてここにドライブに来て、何故かここを覗き込んだ記憶があるのです。

「ケーブルカーがあったんだ・・・」と言う記憶、それが偶然「鉄道廃線跡を歩く」を読んで、この場所に再会。

以来、赤城山に行くことがあったら是非訪れたいと思っていました。


前橋から赤城山を結ぶバスルートと並び、桐生側からバスで麓へ来てケーブルカーで上るルートとして造られ、赤城山周回ルートとして活躍する予定だったとか。

ところが、桐生から麓駅までの道の整備が遅れてしまい、赤城山への道は登山道が主流になってしまったための廃止だったそうです。

 

運行期間は昭和32年から42年の10年間。

今から43年前に廃止になったわけですね。

しかし、この時の廃止されなかったとしても、昨今の自動車主流の旅行が進んでしまった現在から考えると、遅かれ早かれやはり廃止されている運命だったとも思えます。

「赤城登山鉄道山頂駅跡」地図


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

おぺ [2010年8月13日 23:51]
こんばんは。
おおっw。突如の廃線探訪記事ですね。しかもep82-sw20さんが廃線に興味を持つキッカケとなった場所なら思い入れもなおさらですね。そういう意味では折からの霧もなんだか幻想的に感じられます。
kuru [2010年8月14日 6:35]
おはようございます。
そしてお久しぶりです。
あまりそちらの地域に明るくないので「赤城山」と言えば昔tvでやってた「徳川埋蔵金」ネタぐらいしか知りませんでした。
ちょっと変わったおっちゃんが埋蔵金を探しているぐらいのネタだったので小さい山なのかと子供心に思っていましたが、ケーブルカーもあったぐらい大きい山なんですね。
写真を拝見すると霧が掛かっていて神秘的ですね。
boss & gon ! [2010年8月14日 8:07]
こんにちは、boss&gonです。
ケーブルカーを索道というのですね!
読みは、さくどう?
策がロープなどを意味していると初めて知りました ^_^;
検索という言葉とwwwの語源との類似性まで感じてしまいました (^^♪
ep82-sw20 [2010年8月15日 0:12]

>おぺさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

突然です(笑)
でも、最初からここはターゲットでしたw
この建物のレストハウスの部分が無かったら、他には一人もいなかったので、幻想的というよりは不気味だったかもしれません(^_^;)


>kuruさん、こんばんは。 順番逆になりましたが、連続コメントありがとうございますw

ご無沙汰しています。
そちらもしばらく更新が無かったので、ちょっと心配していました。
埋蔵金、やっていましたねぇ(笑)
ここはかなり大きな山ですよ。
埋蔵金は、私が見た番組では山麓を探し回っていた気がします。
kuruさんは神秘的と表現されていますが、実際この建物の周囲には私しかいなかったので、ちょっと不気味でした(苦笑)


>boss & gon !さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

私も「鉄道廃線跡を歩く」を読んで初めて知った口ですw
ウィキペディアによるとケーブルカーは「鋼索鉄道」になるそうです。
ファシスト [2010年8月15日 7:59]
おはようございます。
子供の頃の記憶って何か人を動かしますよね。
お母さんといったドライブコースはたまに走ります、独りで^^
だんだんと自然が覆ってきているのも時の流れを感じさせます。
まめ八 [2010年8月15日 12:57]
こんにちわ。
久し振りの廃線探訪企画ですね。
それにしても何となく寂しい、というか怖い感じがする写真ですね。夜にひとりで行け!って言われてもまずお断りしたくなるような。。。(;^_^a
以前はたくさんの観光客で賑わったケーブルカーの建物も夏草に覆われて朽ち果てていく。。。
“夏草やつわものどもが夢の後”
の句を思い出してしまいました。

デコちゃん [2010年8月15日 22:25]
こんにちは!
子供の頃のかすかな記憶が、今にリンクするとは、なんだか不思議な感覚になりますね。
まるでケーブルに呼ばれたみたい^^
しかしながら、かかった靄がよりいっそう「肝試し」色を強くしていて、夜には絶対に近づけない感じがしますね(冷汗)
よ~~~く見ると、ホラ、窓に…
キャーー!
ep82-sw20 [2010年8月15日 22:35]

>ファシストさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

そうなのですよ、思い出の地ってなんとなく「もう一度行ってみたい」と言う気にさせるものですよねw
廃線跡が草木に埋もれていくのは、時の流れをかんじますよね(^^)


ep82-sw20 [2010年8月15日 22:42]

>まめ八さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

そうなのですよ、霧の中に廃墟がある、しかも人気が無いとなると、かなり不気味です(^_^;)
夏草や・・・、確かにそれは合っていますねw


>デコちゃんさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

今年は「想い出をたずねて」の旅をしようかと(笑)
なんだか皆さん「怖そうな写真」という印象を受けているようですが、実際写していた人間も人気の無さでそう感じていました(^_^;)
晴れや曇りだったら良かったのかもしれませんね。
ゆきchan [2010年8月15日 23:41]
続けてお邪魔しま~す。廃墟のお写真の建物はちょっと怖い感じがします。夜はとても近づけません。。ケーブルカーの廃線って初めて見ましたぁ。
ep82-sw20 [2010年8月16日 21:55]

>ゆきchanさん、こんばんは。 連続コメントありがとうございますw

皆さんに「怖い」と言われてしまってますね(^_^;)
人気の無い建物って、やはりそんな印象受けますよね(汗)
関東地方ですと、日光の明智平へ行くケーブルカーが廃線になってますよね。
橋梁がまだ残っているかと・・・。
きのこ [2010年8月16日 22:42]
こんばんは。
赤城にケーブルカーがあったとは・・
近くに住んでても知らないものですね。。
幼い頃の思い出の場所に30数年前ぶりに・・

あ~明智平は知ってますよ~~。

ep82-sw20 [2010年8月18日 0:08]

>けいづか木の子さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

明智平はご存知でしたか。
ここは日光駅から馬返しまで路面電車も走っていたそうですね。
穂高牧場スキー場やオリンピアスキー場(今はオグナですね)も想い出の場所ですよw
きのこ [2010年8月23日 21:46]
路面電車は・・知りませんでした・・

ん~~武尊(ほたか)ですけどね~~~
ep82-sw20 [2010年8月23日 23:17]
あ、失礼しました。
通常の変換でやってしまいました。
武尊(ほたか)では変換候補が出てこないですね(^^;)
一応「人名・地名辞書」は対応しているはずですが・・・
コメント
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