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北京五輪で垣間見えた、女子フィギュアスケートの闇。

2022-02-18 21:08:52 | 公平・平等

今日たまたまTVで目にしたけど、北京五輪の女子フィギュアスケートで、何やら怪しいシーンが映っていた事が紹介されていた。

この後その映像が動画で上がるかもしれないけど、今の段階ではちょっと見当たらない。

 

最初は、ドーピング問題で揺れた15歳のスケーター、ワリエワ選手。

彼女はショートプログラムでトップだったものの、フリーでミスが続いて4位になった。

彼女が演技を終えて戻ってきた時、コーチのかけた言葉が「何故諦めてしまったの?」だったという。

その後答えない彼女に対し、コーチが複数回、「戦う事を止めてしまった理由はなんで?」と言う様な詰問的な声掛けだったという。

演技をミスして落胆し泣いている選手に対し、ちょっと非情では?

ドーピング騒ぎでメンタル的に厳しい選手が、フリーでミスを犯したとしてもこの出迎え方はちょっとおかしい気がした。

この動画で、バッハ会長がその事について批判している。

 

【速報】ワリエワ選手コーチらをバッハ会長が批判(2022年2月18日)

 

実際のところ、ワリエワ選手の証言が矛盾していたらしいという事が暴かれているから、ドーピングの事実は間違いないだろう。

 

ドーピング機関が、ワリエワ選手の証言を嘘だと解明『〇〇を200倍を検出した!』フィギュアスケート 北京五輪 金メダル

 

ただ、15歳の女の子が、自分の意志で勝つためにドーピングをするだろうか?

自らの健康や寿命にも関わり、場合によっては結婚後の出産(障害を持つ子供が生まれる可能性も無くはない)にも影響するというリスクが無いとは言えないと思うが。

 

ところが、同じTVで次のような映像も紹介されていた。

2位に入ったトゥルソワ選手が、演技を終了後「フィギュアスケートを止める」と言う様な発言をして、コーチ陣に反発している様子が映されていた。

内容が私の見たものとちょっと違うけど、彼女は、表彰式までボイコットする様な勢いだったらしい。

 

フィギュア女子銀メダリストが絶叫テレビに流れた「みんな知ってる」の意味

 

因みに、ワリエワ・トゥルソワ選手のコーチは、「氷の女」と呼ばれている位、厳しい人と紹介されている。

 

更には、ワリエワ選手のドーピングの話が出てきた段階で、「ロシアのフィギュア選手は、若くして五輪で活躍しても、次の五輪には出場しない」と言う話が紹介されていた。

選手寿命が短命らしい。

五輪以前から、フィギュアスケートの選手の育成に、「コーチ陣の為に、選手が使い捨てにされている」と懸念の声を上げる人が割と居た様だ。

 

これらを考えると、自分達の金(かね)の為にコーチ陣が「無理な選手育成と薬物による強化」を目論んでいて、ワリエワ選手のミスもドーピング問題の動揺、トゥルソワ選手の場合は「(ロシアチームの中で)仕組まれた順位付け」という事に対する不満の表れ、と言えそう。

 

先程のニュースで、バッハ会長が、「このドーピングに関して責任者を追及し徹底した処分を与えるべきだ」と言う様な発言をしていた。

金(かね)だけもらって私腹を肥やしていると思われる人間が何を言うか? と言う気持ちは有るが、一応IOCのトップである以上、貰っている金(かね)に応じた仕事をしてもらいたいものだ。

コメント
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