さて、今回は、前回アップした、「信ずるものは足すくわれる」と感じた実例を取り上げてみました(苦笑)
何の事かと言うと、神様の話ね。
「ギリシャ神話」は物語で聞いていたものの、「キリスト教」なるものを知ったのは歴史の勉強から。
子供の頃はクリスマス、中学くらいからはバレンタインデーか・・・。
でも、それが「キリスト教文化」と言うより、「ケーキの日」・「チョコレートの日」だけだね(苦笑)
「十戒」と言う映画は見た事が有るけど、「神の力は凄いなぁ・・・」で終わった(^^;)
さて、そんな「神の力」の話を伝説や神話で幼い頃から見聞きしていた私だけど、最近は「神って、本当は俗物じゃね?」感を抱いている。
以前、こんな動画を取り上げたのだけどね・・・
韓総裁「岸田を教育させろ」 首相を呼び捨て… 旧統一教会の会合
さて、ウィキによると、今は動画の女性が教祖らしいが、統一教会の教祖はこの人、文鮮明。
統一教会の教祖は「神の使い」らしいんだけどさぁ・・・。
「岸田をここに呼び付けて教育を受けさせなさい!」なんて言っている時点で、「神の使い」で有るわけがない(苦笑)
「神の使い」という立場であれば、自らテレポートだってできるだろう(笑)
(いや、本当に神の使いなら、キッシーの洗脳ぐらい、簡単だろうが?)
キリスト教にしろイスラム教にしろ、複数の宗教で語られている、神。
さっきも書いたけど、我々人間が考える様な崇高な存在では無くて、実は俗物じゃね? って、最近は思うよ(苦笑)
そう思うようになったのも、過去ログで紹介した岡田さんの動画を見てからだけどね(笑) → 過去ログ
この動画の中で、彼が
「神から遣わされた救世主であろうと、神から遣わされていないドナルド・トランプより影響力が無いわけなんだから、『神から遣わされた』と言うのは現代においてそれくらいの意味しか持たないって考えた方が良いんじゃないのかなぁ・・・」
って言っている言葉を聞いて、「確かにw」って思ったわけね。
キリスト教であれ、イスラム教であれ、個人で信じるのは良いけどさぁ・・・。
「あなた方の信じる神ってさぁ・・・、何で戦争起こして多くの人を殺させている訳?」
そう言う疑問にぶち当たる。
「神は我々に試練を与える為に・・・」なんて言うのを聞いても、言い訳の奇麗事にしか聞こえて来ない(苦笑)
(ウクライナ戦争だって、「神の力で」プーチンを心変わりさせればいいだけ、でしょ?)
私は無神論者じゃないけどさ、この手の「神様」って信じる気になれないね(苦笑)
神様自体を否定するのではなくて、皆さんが崇めている様な崇高な存在って部分を疑っている。
「信ずる者は救われる」なんて言葉がキリスト教には有るみたいだけど、「信ずる者は足すくわれる」って皮肉、漫才とかで聞いた事無い?
特殊詐欺の被害者なんて、まさにその通りでしょ?(苦笑)
(「信ずる相手が違う」って? 「人間なんて俗物だぞ!」 なんて怒る信者さんが居ると思う。 では、そんなあなたにこの例をご紹介するけど、どう思いますかね?)
最近、フランスの英雄であるジャンヌ・ダルクの話をちょっと検索してみたらね・・・。 → ジャンヌ・ダルク
彼女の話で前々から疑問に感じていたのが、
「神のお告げを聞いて神の指示に従いフランスを敗北から救った功績者なのに、何故最後は火刑に処せられたのか?」
と言う事。
人間サイドの視点から見れば、全然ハッピーエンドじゃないじゃん(><)
という疑問が有ったので、「AIならこのエンディングについて、どんな情報を提供するだろう?」と思い、bーing AIと少し問答してみたよ。
その結果がこちら。
「神の視点と人間の視点は違う」とバッサリ言って来た(^^;)
そして、最初から「ジャンヌを火刑にする事も神の計画の一部だった可能性がある」という、なんとも非情な回答。
その下に、その発言の根拠となる3つの事例を上げてくれたけどね。
神の啓示を受けたジャンヌは、当時13歳くらい。
その頃の年齢で(そうでなくても)、神を名乗る者からお告げを聞いてそれに従って行動した結果、全てそのお告げ通りの結果が得られれば、信じるわな、そりゃ(><)
ジャンヌは、火刑に処されるという自らのゴールを知らなかったから、自国のフランスを守る為に立ち上がったわけでしょ?
悪い言い方をすれば、神は最初から少女を捨て駒にするつもりで騙した、って事じゃん。
これでも、「信ずる者は救われる」?
ジャンヌの話で「神が俗物」と言う気持ちになるのは、「ジャンヌがシャルル7世に疎まれる様になった結果、見捨てられた。」と言う部分ね。
これ、神がジャンヌに「お告げ」を与えて戦闘に参加させる事が出来たわけだから、「シャルル7世に疎まれないような行動を取る為のお告げ」をしてあげれば、丸く収まったわけでしょ? 多分。
それをしなかった、という事は、bーing AIの言うとおり、「神の思惑で最初から捨て駒にするつもりでお告げをした。」って話を裏付けてるよね。
ジャンヌは火刑になる際に再び神から「よくやりました、ジャンヌ」とお褒めの言葉を頂き、心安らかに火刑を受けたから悲鳴すら上げなかったらしい・・・。
彼女的には「神の使命を全うして満足した結果」なのかもしれないから、「受け入れられる幸福な結果」だったのかもしれないけどさ・・・。
でもねぇ・・・。
本人にしてみれば、最後は「信ずる者は救われた」って話になるわけだろうけど、私としては釈然としない・・・。
b-ing AIの回答を見てからは、尚更「捨て駒として『どんな結果になるか?』試されて、用が済んだから『直々にねぎらいの言葉をかけて』本人もその他大勢も満足する形で処刑させた」って言うように感じるわけね(><)
現代に置き換えてみると、こんな感じでしょ?
今のウクライナに「神の啓示を受けた」って少女が現われてさ、それこそ神の奇跡とも言える戦略で戦いを有利にしてウクライナ全土を奪還する立役者になったとしようか。
その結果、和平交渉が実って平和が訪れる。
彼女はウクライナのメシアとして世界中に有名になる。
その彼女が、戦後数年の間にロシア国境近くで「不法入国」と言う形で捕らえられて、ウクライナへの返還交渉も実らず戦犯として裁かれて絞首刑・・・。
人間的観点からすれば、「やりきれない・・・」感が強いと思うけどねぇ・・・。
では、仮にジャンヌの場合、「『神を名乗る人間』が啓示を与えた」としたら、どうなるだろうね?
啓示を与えた人間が大人の女性だったら「神の名を騙る魔女」とみなされて、その女性が処刑され(「魔女狩り」って言うのが有ったくらいだからね)、ジャンヌは「騙されて戦わされていた。」で無罪だよ、きっと。
見方を変えれば、神って「ジャンヌがどう転ぼうと、一切被害を被る事は無い。」と言う高みの見物できる立場を悪用(?)して、ジャンヌの人生を振り回したわけでしょ?
俗物とは言えないにしても、崇高な存在って言えます?
いかが? ジャンヌのケース、「信ずるものは足すくわれる」の実例では?
だから、「神って本当は俗物じゃね?」って私は考える様になっています(苦笑)