今回もスペーシアギアのインプレッションです。
先日雪道で遊んだので一気に燃費が下がりましたが、その後の気温上昇でほぼ盛り返し(笑)
春以降は満タン燃費がJC08モードの値まで行きそうな予感が有りますw
今回は燃費でなく、それに影響がある筈のマイルドハイブリッドについて。
マイルドハイブリッドのアイドリングストップ、良いですねw
ハイブリッドだからエンジンの再スタートに、「スターターを使うやり方では無い」のが、まず感覚的にグッドですw
交差点で止まってアイドルストップから復帰する時、仕事で使っている80系ノアや同年代のシエンタは、毎回スターターが回って再始動が露骨にわかる(^^;)
スターターでなく、車の充電器であるオルタネーターをモーターとして使い再始動させているから、あの「ぎゅるぎゅるん」って言う音は全然しない。
再始動の電源にはハイブリッド駆動用のリチウムイオン電池を使っているから、ボンネットの中にあるバッテリーは使わない。
結果、ガソリン車のアイドルストップ車はバッテリーの劣化が早いと言われているが、同じ事にならないだろう。
バッテリー自体も、前に乗っていたアルトや私のKeiワークスと同じ大きさだ。
アイドルストップが付いていないヴォクシーやKeiワークスに乗っている時は、長い赤信号に引っかかると「あ~・・・しょうがない、人間アイドルストップだ(苦笑)」でエンジンを止める事が有る。
ギアはその点を気にしないで、ブレーキ踏んで止まったら、放置したまま止まれるのが良い(笑)
スペーシア系はクリープが始まるくらいの軽い踏み加減でないと、アイドルストップを勝手にしてしまうんじゃないかな?
「アイドルストップできますマーク」が点いている時に、アイドルストップしなかった時って、多分無い。
トヨタの80系ノアなどは、ある程度ブレーキを踏み込まないと「ブレーキをもう少し強く踏んでください」なるメッセージがほぼ毎回表示され 、「短い停止だからわざと止めないんだから、良いんだよ、わかってんだよ・・・」とウザく感じる事が有る(^^;)
更には、「エアコン優先の為アイドルストップはできません」なる「ご忠告」まで表示してくれるのが「ウザい」と感じる(^^;)
それに、総じてアイドルストップ時間がギアより短い様だ。
エアコンオフ・空調オート、が私のお気に入りの空調設定。
その条件で走っていると、80系ノア達は「エアコン優先の為、アイドルストップをキャンセルしました」って真冬の1月で「我慢しきれずに再始動」していたが、スペーシアギアは今のところアイドルストップの途中キャンセルが無い。(尤も、そんな時はできますマークが点かないから、ドライバーとしてはわかり易いw)
このアイドルストップの長さは調整できるらしいが、標準設定・快適設定・エコ設定の3つが有り、快適がストップ時間が短くエコが長いそうだ。
購入当初から「エコ設定にすべきかな・・・」と思っていたけど、今のところ一度も「途中キャンセル」が無いので、とりあえずこのままで様子見を続けるつもりです。
ただ・・・
このハイブリッドシステムが何処まで燃費に貢献しているのか、と言うと、今のところ疑問(^^;)
トルコンがロックする条件であれば、アクセルオフで確実に回生ブレーキに入るみたいで、それについては良い。
70系ヴォクシーは下り坂でブレーキを踏むと勝手にシフトダウンするんだけど、エンジンブレーキが効果的に効く感、は皆無(><)
ヴォクシーの場合ほんの少し減速抵抗が増すだけで、エンジンブレーキを効果的に効かせるためには、マニュアルモードにして更にシフトダウンをすべきだと思う。
(でも、一度ブレーキ踏んで大きく減速してから、でないと余り意味が無さそう・・・汗)
ところが、スペーシアギアは同じ下り坂でアクセルオフだけで、ヴォクシーの自動エンジンブレーキより、強めの減速をしてくれる。
平坦な道で普通にアクセルオフしても、ヴォクシーよりやや強い程度の減速なので、「減速し過ぎ」感は無い。
という事で、フィーリングはグッドなんだけど・・・
この回生したエネルギー、どこまで有効に使えてるの?
って言うのが今のところ疑問(^^;)
ヒーターシートに使っている。 これは良い。
一般のエンジン車では、ブレーキで熱にして逃がしている走行エネルギーを、無駄にせず暖房に回せるから。
でも、どの位燃費向上につながっているのか、それがわからん(><)
アイドルストップ後の再発進時や、減速中にEV走行してくれるのはわかるけど、今のところドライバーの意志で自由に作動させられる程、車に慣れてはおりません(^^;)
そして、加速時のアシストも、やってくれることはやってくれるのだけど、これもどんな走り方をすれば作動させられるのか、いまいちわからん(><)
取説によると、作動できる条件が有るんだけど・・・ ドライバーが一切状態がわからない条件が有るんですよねぇ・・・(><)
取説より抜粋
アシストが最初のページの左上の赤枠状態、EVモードが最初のページの右下の赤枠状態。
(「パワーモード」は日常殆ど使わないので無視してもらって。そのレポートは別途。)
その下に、
●アシストの場合、次の条件をすべて満たすと、作動すると書かれている。
その下のオレンジの枠の部分がドライバーの操作部分。
その他の項目は、ドライバーが情報を把握できる条件。
しかし、最初のページの右上の紫枠内、ドライバーはこの条件が一切わからない(><)
・エンジンの冷却水温
・トランスミッションフルードの温度
因みに、燃費マネージャーをスぺギア用にも買ってしまい(苦笑)(こちらも別途アップ)、水温はわかるようになっているけど、トランスミッションフルードの温度なんてわかるわけないわな(><)
●EV走行の場合も同様で、その中にドライバーが一切わからない条件が紫枠の中に書かれている。
・鉛バッテリー及びリチウムイオンバッテリーの温度
・エンジンの冷却水温
・トランスミッションフルードの温度
エンジン水温以外、わからんわな(><)
もう少し走り込んでいけば、体感的に「どんな時に作動させられる」ってわかるようになるかもしれないけど現時点では「作動条件を探っている状態」で、燃費に対して有効なのか否か、わかりません(><)
以上、マイルドハイブリッドは「燃費に対してどこまで有効?」って話を、購入後2ヶ月の時点での感想でした。
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