エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

非情城市の夕食

2013年01月15日 | ポエム
夕食を頂いたレストランは、比較的新しい。
小洒落た作りであった。



入ると直ぐお茶の接待所が設えてある。
その向こうは、あたかもホテルのフロント風なデスクがあった。



食事は、このフロアで頂いた。
この九份の地元料理だと言うけれど・・・何処にもある中華料理である。



この野菜炒めは美味かった。
キャベツが甘くシャキシャキと歯応えがあった。



この箱には、生きた海老が入れられ、そこに紹興酒を注ぎ蒸し焼きにする。
熱源は焼けた石である。



こんなかんじで蒸し上がるのである。
頭付きだから皮を剥くのに手が汚れる。

まあ、仕方無いか!!!
剥き身だったら、ボリューム出ないもんね。



ごめんなさい、これが前菜でした。







「箱の中石で焼きたる鍋と海老」







多くの人と一つ皿をつつくのは楽しいし、料理の味がアップする。
円卓を囲む。
その意味が改めて想起される。

尖閣列島を巡る中国の対応を思うと、彼らは自分達の食文化の核をなす「円卓を囲む」作法をどう考えるのだろうと頭を悩ませるのである。



そうそう、これが九份の名物料理らしい。
豚肉が美味いのは、台湾の料理の特性である。

日本の豚肉は臭さが先立つ。
このお肉の油の旨味は格別である。



            荒 野人


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2 コメント

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ようやくブログを発見できました (福岡からの旅人)
2013-01-21 00:18:20
台北、九份観光ではお世話になりました。
福岡からの夫婦です。

写真、コメントそして俳句拝見させていただきました。
街の情景がよく分かり
私も楽しかった台湾旅行を思い出してしまいました。

ブログのアドレスをお聞きするタイミングを逃し
帰国後何度かキーワード打ち込んで検索をしていましたが
なかなか見つけられなかったのですが
ようやく見つけることができました!

「我が姿写る写真で確信し」

台湾の思い出がまた一つ増えました。
ありがとうございます。

奥様にもよろしくお伝えください。
返信する
福岡の旅人さん! (荒野人)
2013-01-21 09:33:28
ありがとうございます。
探して頂いたのですね。
感謝いたします。
それにしても・・・懐かしくも嬉しいコメントです。

お二人の仲の良い様が、いまでも思い出されて懐かしく思っていました。
ブログのアドレスを伝えられなかった事、申し訳ありませんでした。

雪の福岡でしょうか?
東京はまだ過日の雪が溶けきらず、細い道はツルツルに凍っています。
そろそろと歩いております。

お二人はまだまだお若い。
元気いっぱいでますますご発展されますよう祈念申し上げます。

機会がありましたら、どこか異国の空の下でお会いしたいです。

今日は本当にありがとうございました。
くれぐれもご自愛されますよう!
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