我が家の近くに、河津桜の木が一本ある。
毎年、楽しませていただいている。
昨日は雨模様であったけれど、出かけたのである。
この河津桜に、ぼくは思慕を寄せている。
妖しくも臈長けた婦人である。
この河津桜を確認してから、梅苑に出向く。
そこには、三椏がやはり一本ある。
黄色の花が零れそうである。
街を歩くと、春色が溢れ出している。
「桜咲く雨のしずくを溜めこんで」
春色の代表格は、桜なのだろうけれど・・・。
ピンクこそが春である。
この花は「花かんざし」である。
葉から浮き上がって咲く。
玉の花である。
きみの髪に、そっと挿してみたいのである。
荒 野人
毎年、楽しませていただいている。
昨日は雨模様であったけれど、出かけたのである。
この河津桜に、ぼくは思慕を寄せている。
妖しくも臈長けた婦人である。
この河津桜を確認してから、梅苑に出向く。
そこには、三椏がやはり一本ある。
黄色の花が零れそうである。
街を歩くと、春色が溢れ出している。
「桜咲く雨のしずくを溜めこんで」
春色の代表格は、桜なのだろうけれど・・・。
ピンクこそが春である。
この花は「花かんざし」である。
葉から浮き上がって咲く。
玉の花である。
きみの髪に、そっと挿してみたいのである。
荒 野人