秋の蝶は、自らの命の儚さを知っている。
儚さ故の舞い方であり、花の蜜を貪欲に吸う姿であったりするのだ。
秋の蝶は、白い秋を知っている。
同時に、キバナコスモスの残照のごとき黄色を熟知している。
「秋の蝶ゆくえは風の音ばかり」
だからと言っては・・・可笑しいけれど秋の蝶は、直ぐに見つかるのである。
黄色か白の花を見つければ良いのだから。
荒 野人
儚さ故の舞い方であり、花の蜜を貪欲に吸う姿であったりするのだ。
秋の蝶は、白い秋を知っている。
同時に、キバナコスモスの残照のごとき黄色を熟知している。
「秋の蝶ゆくえは風の音ばかり」
だからと言っては・・・可笑しいけれど秋の蝶は、直ぐに見つかるのである。
黄色か白の花を見つければ良いのだから。
荒 野人