季節で云えば、白は秋である。
北原白秋という号は、それに由来する。
では、春の色は・・・青。
夏の色は・・・朱。
秋の色は・・・前述通り白。
冬の色は・・・黒。
となっている。
この色分けは、古代中国の五行説を出典としている。
四季別に、青・朱・白・黒を配し、青春・朱夏・白秋・黒冬としているのである。
なるほど、である。
なかなかに説得力のある五行説ではある。
今日は、しかし春にもある「白いもの」を紹介したいのである。
何故か・・・?
白タンポポを見つけた、からである。
花だけをアップで見てみようか。
見事に白である。
ぼくたちが子どもの頃、もっと沢山白タンポポはあったと記憶にあるのだけれど・・・。
近ごろは目にする事が無くなった。
シロツメクサ、である。
もちろん、花水木である。
これは車輪梅。
奄美大島の「大島紬」の染料として、この樹皮が使われている。
「白きもの街に溢るる夏隣」
上は、シャスミン。
下は、白の苧環である。
誠に清楚にして、愛おしい色合いである。
白山吹。
蒲公英の絮である。
最後にお出ましになるのは「ヒメジョオン」。
「ヒメジオン」と云う人もいる。
どちらでも良い。
高貴にして。清楚な花である。
山菜として頂く事も出来る。
若い茎や蕾が食べられる、のである。
そろそろ、柿の葉の天麩羅を食べたくなって来た。
今頃の柿の葉は、美味しいのである。
荒 野人
北原白秋という号は、それに由来する。
では、春の色は・・・青。
夏の色は・・・朱。
秋の色は・・・前述通り白。
冬の色は・・・黒。
となっている。
この色分けは、古代中国の五行説を出典としている。
四季別に、青・朱・白・黒を配し、青春・朱夏・白秋・黒冬としているのである。
なるほど、である。
なかなかに説得力のある五行説ではある。
今日は、しかし春にもある「白いもの」を紹介したいのである。
何故か・・・?
白タンポポを見つけた、からである。
花だけをアップで見てみようか。
見事に白である。
ぼくたちが子どもの頃、もっと沢山白タンポポはあったと記憶にあるのだけれど・・・。
近ごろは目にする事が無くなった。
シロツメクサ、である。
もちろん、花水木である。
これは車輪梅。
奄美大島の「大島紬」の染料として、この樹皮が使われている。
「白きもの街に溢るる夏隣」
上は、シャスミン。
下は、白の苧環である。
誠に清楚にして、愛おしい色合いである。
白山吹。
蒲公英の絮である。
最後にお出ましになるのは「ヒメジョオン」。
「ヒメジオン」と云う人もいる。
どちらでも良い。
高貴にして。清楚な花である。
山菜として頂く事も出来る。
若い茎や蕾が食べられる、のである。
そろそろ、柿の葉の天麩羅を食べたくなって来た。
今頃の柿の葉は、美味しいのである。
荒 野人