昨日の暖かさからは、少しばかり後退。
日差しは、時々であったけれど平林寺の紅葉の見頃であった。
錦秋と口に出していけない佇まいである。
平林寺と云う「古刹」の居づまいに襟を正す、そんな風情なのである。
ここには、松平伊豆之守(知恵伊豆)一族の墓所がある。
苔むした石の灯篭が歴史の重さを語る。
とりわけ、この松平家の墓所から先が紅葉の名所である。
「葉の先の白き壊死から冬紅葉」
平林寺は、禅寺である。
従って、こうした公開された寺院には珍しく「年中無休」である。
寺院境内には、野火止用水が通っている。
「野火止塚」である。
斜面に映える紅葉は、見事である。
野火止塚の前の径である。
養生池に映る紅葉の赤が、一層見事である。
寺院内の用水路には紅葉が散って、水の色を変えているのだ。
その、メリハリも良い。
見上げれば・・・見頃なのである。
見頃、ということは色の退化が始まっているのである。
白き壊死、と捉えたのである。
荒 野人
日差しは、時々であったけれど平林寺の紅葉の見頃であった。
錦秋と口に出していけない佇まいである。
平林寺と云う「古刹」の居づまいに襟を正す、そんな風情なのである。
ここには、松平伊豆之守(知恵伊豆)一族の墓所がある。
苔むした石の灯篭が歴史の重さを語る。
とりわけ、この松平家の墓所から先が紅葉の名所である。
「葉の先の白き壊死から冬紅葉」
平林寺は、禅寺である。
従って、こうした公開された寺院には珍しく「年中無休」である。
寺院境内には、野火止用水が通っている。
「野火止塚」である。
斜面に映える紅葉は、見事である。
野火止塚の前の径である。
養生池に映る紅葉の赤が、一層見事である。
寺院内の用水路には紅葉が散って、水の色を変えているのだ。
その、メリハリも良い。
見上げれば・・・見頃なのである。
見頃、ということは色の退化が始まっているのである。
白き壊死、と捉えたのである。
荒 野人