冬芒・・・でも良い。
冬も大分深まった頃、季語としてその力を発揮する。
この枯れ具合は、相当早いのかもしれない。
けれど、芒が枯れる事をこれほど慈しむ日本人の感性には感服する。
その優しさに、である。
「芒枯る人の思いの深さほど」
あまりにも有名な句は、飯田蛇笏翁の句である。
「をりとりてはらりとおもきすすきかな 蛇笏」
ぼくたちが、これほどの実在感を詠み下す事は不可能である。
けれど、この感性に学ばなければなるまい。
ましてや、蛇笏翁は我が故郷の俳人である。
荒 野人
冬も大分深まった頃、季語としてその力を発揮する。
この枯れ具合は、相当早いのかもしれない。
けれど、芒が枯れる事をこれほど慈しむ日本人の感性には感服する。
その優しさに、である。
「芒枯る人の思いの深さほど」
あまりにも有名な句は、飯田蛇笏翁の句である。
「をりとりてはらりとおもきすすきかな 蛇笏」
ぼくたちが、これほどの実在感を詠み下す事は不可能である。
けれど、この感性に学ばなければなるまい。
ましてや、蛇笏翁は我が故郷の俳人である。
荒 野人
とは申しながら、ずいぶん以前から時々お訪ねさせていただいております。「
「この感性に学ばなければなるまい」、
こちらにお訪ねするたびに、私は荒 野人さんの感性に打たれ、お言葉を味わっておりました。
思い切ってコメントさせていただくとともに、読者登録をさせていただきます。
もうすっかり鈍ってしまった感性を、何とか研ぎながら書き次いでおります。
このところ、ぼくも書き物にかまけて少しばかり怠惰な生活です。その乱れが、文章に出てしまっていますね。
これに懲りずに、またおいで頂ければ嬉しいです。